生徒さんや友人にひざ痛の人が多いので、
つい、こういった内容の本に目が行きます。
こういうハウツー本の常として、
物凄く目新しい(=従来と違う)アプローチや動かし方、
劇的に良くなった患者さん(実践者)の体験談満載です。
普通と違う、著者の提案は、
p.46 足の裏側の筋肉を使って歩く「もも裏歩き」
「出し歩き」とは反対に、
「足を体より後ろに引いて歩く」という方法
(中略)太腿の裏側の筋肉はハムストリング
この筋力をつけることで、関節の可動域を広げます。
そして足の裏側の筋肉がいわば「サポーター」の代わりに
なって関節をがっちりと保護してくれるため、
歩くときのひざへの負担がやわらぎます。
p.47 病院でも筋力をつけるためのトレーニングやリハビリの
指導が行われるが、残念ながら、「足の表側の筋肉」が多く、
それは必ずしも正しく歩くという行為に不必要な場合が
少なくない
歩行時のひざの痛みを改善するのに必要なのは
「足の裏側の筋肉」です。そして、この部分の筋力は
「正しく歩く」という動作を繰り返すことによってしか
鍛えることはできません。
歩くための筋力は歩くことでしかつかないのです。
うぅ~む、そうなのかなぁ?と、半信半疑ですが、
しばらくトライしてみます。
youtubeにお手本が出てくるのは助かります。
p.136に【悪い立ち姿勢】の解説があって、
自力整体教室やバレエの立ち方(=世間的に常識の正しい立ち方)が
完全否定されているのが気になります。