イタリア在住の吉田愛ちゃんのオルガンコンサートに行ってきました。
職場からダッシュ
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ランチタイム
パイプオルガンコンサート Vol82
東京芸術劇場 大ホール
2009年10月21日(水) 開演12:15
出 演
オルガン/吉田 愛
曲 目
1、A.ヴァレンテ/ロンバルディア風ガイヤルド
2、F.コレア・デ・アラウホ/第7旋法による分割鍵盤のための2声のソプラノのティエント
3、B.ストラーチェ/戦いの舞曲
4、J.S.バッハ/幻想曲とフーガ ト短調 BWV542M.
5、ノゼッティ/日本民謡「さくら」による変奏曲
入場料 無料
東京芸術劇場のパイプオルガン
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観客は何本かのエレベーターを昇り2階部の入り口から劇場内へ入ります。一足客席に踏み込むと、眼前にパイプオルガンが威圧するように迫ってきました。うっそうとした山を上ると目の前に城が突如現れたという感じです、一瞬息を飲み込んだ時、「○○さんですね」愛ちゃんのお父様から声をかけられ、ハッとして・・もぞもぞ挨拶をして、「上の階の席のほうがいいでしょう」と、オルガンと向かい合う会場の真正面の席へ案内されました。その席は会場で一番いい音の席でしたが、「せっかくですが、愛ちゃんの演奏を近くで見たいので・・・」と、演奏台に一番近い席に周っていきました。
オルガンコンサートで演奏中の横顔をしっかり拝見できるのは珍しいことです。演奏を眺めることはできても後姿というのがふつうです。
演奏の終盤でパイプオルガンが180度回転されました。エッ
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約9,000本のパイプからなる世界最大級の規模のパイプオルガンとのことで、背中合わせにオルガンケースが2つつくられ、第一の面はルネサンス様式とバロック様式の2台のオルガンをはめ込み、ヨーロッパ伝統のデザインにつくられ、第二の面はフランス古典期と19世紀フランス・ロマン派を中心に20世紀の音楽にも対応できるようにしたオルガンが入っていて、ホールとの調和を図った現代的なデザインということでした。
このオルガンの特質を生かしたプログラム構成だったのだな、と、帰宅後分かりました。。最初の3曲はルネッサンスタイプのオルガンでの演奏、4つ目のバッハはバロックタイプのオルガンを、最後の「さくら」はモダンタイプオルガン利用だったのだ、と・・・。
音楽はあまり得意でない私も、なるほど、ルネサンスタイプを利用した最初の3曲より4曲目はバッハの荘厳さが際立ったのもオルガンの性質だったのかなと、そして、「さくら」の多様なアレンジの現代的な雰囲気はモダンタイプのオルガン使用だったのだ、と・・・。
30分のコンサートでしたが、オルガンの魅力たっぷりのすてきなコンサートでした。
池袋駅前は古本市でした。
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