蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

柔らかな響き

2008年02月25日 | 安曇野とその周辺
春は遠~いのはわかっているけど一度暖かい日があると、その気になってしまう・・・
つららはポキッと折れて2メートルになった

林の中ではもう芽吹きが
  

見上げると”のこり栗”がひとつ風に揺れている
  

表題は昨年逃した有明高原寮の「鐘の鳴る丘コンサート」会場です。
以前このブログで紹介した「全国でも珍しい塀のない少年院」ではもう27回目ですって。
鐘の鳴る丘のエピソードもあわせて読んで下さると嬉しい

いかにも手描きのイラストは海の中にいるような雰囲気で、写真撮影ができないのが残念だ
足りない時間を精一杯描いた苦労話も。さもありなんの上出来。
合唱や楽器演奏、ベル演奏など限られた時間での練習の深さを披露してくれた

穂高の2小学校の合唱部、婦人や学生の女声合唱団と高原寮男声合唱団がそれぞれの持ち味をだして歌声は響く。今日が初めてのコラボとはとても思えない。
ひたむきさは上手下手を問わない。小学生は大きな口をあけ表情いっぱいで歌う。
高原寮の学生は「失敗はあったけど、今日の思い出を胸に夢と希望をもって生きてゆく」と誓う。
何だろう?どうしてこんなに空気が柔らかいのだろう?

正直な感想を言ってしまうと、長い歴史上近所の住民の中には、もし寮生が脱走したら?などと心配するムキもあっただろう。穂高の住民はいいな!誇らしく思う。
寮長や先生方がすばらしいに違いない。

元教師だという隣に座る86歳の男性は、一度も欠かさず鑑賞しているそうです。
童謡だけでなくきっとご存知ない曲でも体を動かしてリズムをとっていた。
「このコンサートは毎年2月の最終日曜日だから、来年もここで会いましょう、この席に座りましょう」とお誘いを受け握手して別れました。うわ~おじいさんにナンパされたんだ、嬉しいな
コメント (2)
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