蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ヒカゲツツジ咲く京ケ倉

2008年04月22日 | トレッキング
初めて見たヒカゲツツジ(日陰躑躅)一目惚れです

右画像、わかりにくいですが、岩の細い裂け目から茎を出すど根性ツツジ


↓参考イメージ解説は全くそのと~おり
ヒカゲツツジはツツジとシャクナゲの中間のような感じ。枝先に集まって咲く花はキバナシャクナゲのようだが、葉はシャクナゲほど厚くなく、薄い革質でシラカシの葉のような手触りで、ややつやもある。山の岩尾根や谷川の岸壁などに生える。

詳しい人の話では、よくわかる特徴は---レンゲツツジより葉が大きく花は小さく薄く繊細---

近場のトレッキングは”京ケ倉”。山でもなく、岳でもなく、峰でもない山の名”京ケ倉”
岩が多く何箇所かの木製はしご・ロープの世話になる登山道で、一気に上るため1時間くらいぜーぜーする。
標高990メートル、山に中にぽつんと立つコブシが美しかったのと、なんといっても感動的なのはヒカゲツツジ!関東地方以西、四国、九州に分布するツツジだそうです。
あいにく北アルプスは雲の中

国道19号線生坂付近で見える三角山で、最近人気上昇中とか。
登ってわかりました。低山の割にはスリルがあり、晴天なら北アルプス一望の山です。生坂村が登山マップを作成し力を入れています。左の台形は大城山。車2台を分散駐車し縦走しました。



万平側(生坂小学校奥)からスタート
  売出中だけあって、標識は親切です

庚申塚、屋根つき双体道祖神(女性が大きな徳利、男性が杯を持っている)
屋根は、藁で美しく編んであります


左隣の石塚の下部にすりへっているが「見ざる言わざる聞かざる」が彫ってある


小さな広場に「見晴台」があり、蛇のような犀川が鈍く光っていた
ところどころに北アルプスがよく見えるよう木を伐採し、ビューポイントを設えてある。売出し中ならではの配慮だ。


頂上手前は、背中のとがった石の動物の上を歩く感じで怖い。
ロープはあったが、一瞬引きそうになった。がここまで来たからにはと続ける
頂上で弁当を広げた数分後、反対側から登ってきた団体約40名のパーティーが到着。ほとんどが女性だ。
口々に「すみませんね、どうぞそのまま」(それほど広くない頂上広場)といいながら、「ここしか広場はないから、さあお昼にしましょう」ときた。
多勢に無勢、広げたままの用具を持ちスゴスゴと先の道へ移動。団体戦レジャーを好まない所以である。

尾根歩きで隣の大城山へ向う。でっかい石があって、ひぇ~これを越えるのかとびびったけれど、左へ巻き道がありました。


薄ぼんやりながら、わが有明山ほか北アルプス・安曇野平・池田町・遠く松本平も見える隠れた魅力山です。


大城山から後はほとんど問題なくだらだらと落ち葉を踏みながら下り一方。
よく整備されたコースでした

付録
なにかと参考にしている山サイト中島さんの京ケ倉

おまけ1
偶然近場の2日続きトレッキングだったが、筋肉痛はたいしたことないと見栄をはる。
向かいの小山にパラグライダーが揺れてる。スカイ・スポーツ・パークは国道からすぐの公園らしい。

おまけ2  駄句3点
■初見なり ヒカゲツツジの 清らかさ
■山中の ヒカゲツツジは 一等賞
■ヒカゲでも 魅力あふれる ツツジかな
お・そ・ま・つ-----失礼しました  
コメント (2)
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