美ヶ原温泉へ続く途中にある松本民芸館世界の手作りざる・かご展へ行った。
この建物が好きで、混雑を避け7月の平日に訪問。
特に夏は、開かれた2階の窓から涼しい風がそよそよと流れ込み、独特の空間を作っている。
平日はほとんど貸切状態でゆっくり見学でき、館長さんは暇だから話もできる。
館長職は元校長先生の第二の職場だけど、よく勉強し創業者・丸山さんの民芸運動の思いを大切に継いでおられる。
館内の清掃が行き届き、床はいつもピカピカ。最近、どうも"ピカ床"に目が向くことが多いなと苦笑い
入り口扉止めの前に、植木鉢が置いてある。
何故こんなところに?と後ろを見ると、蹴躓かないように【caution!】代わりだった
そそっかしい私のための嬉しい配慮だ
余談
昔から素朴なものが好きで、東京の日本民藝館、栃木県・益子の参考館(濱田庄司の記念館)、京都五条の河井寛治朗記念館、京都の骨董屋などぶらぶら歩いたものだ。
高価なものを買いたいとか蒐集したい(財力も気力もなし)とは思わないけど、滞在記念的に買った食器は、今でも大切に使っている。
縁がかけた古い中鉢をボンドで接着補修した。しかし食器としては使えないので、食卓のグリーン鉢に変身。
何を盛っても美味しそうに見える煮物鉢だったので未練たっぷりで保管していたが、生き残りをかけて・・・
松本中町通り・松本民芸家具の展示仕様の真似っこだが、ひとつ賢くなりました