蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

楽都

2008年08月19日 | 安曇野とその周辺


昨日から涼しい。今朝7時の外気温23度

今年もサイトウ・キネン・フェスティバルが始まっている
 パンフ
変わらぬスタイル。用紙の厚さが薄くなった気がするが、気のせいかな

松本市は、学都 岳都 楽都と表現される小都市である。
その楽都の象徴がサイトウ・キネン・フェスティバル
チケットの取得が難しい。アルバイトを雇う人もいるという。北海道から来る人もあり、そりゃ海外の音楽祭に出かけるよりは安いかもしれないが、飛行機・ホテル・コンサート代金で10万円はかかるだろう。
遠方からだと、観光を混ぜてパック旅行があるのかもしれない。

隣席の地元年配女性は、オペラもコンサートもほとんどのプログラムに参加すると話し声が聞こえる。
そこまで・・・・
「どうすればそんなにチケットが入手できるんですか?」と横槍入れたいくらいだ。
すると「なんでそんなに行きたがるの?」と友人からチャチャが入ること必至。
物知り口調で薀蓄垂れられるのはちょっとうるさいが、こんな人々に支えられて年々盛りあがっているのだろう。

今年は8/13日「若い人のための室内楽勉強会/弦楽」
8/30日「オーケストラ プログラムA」のチケットをgetできた。
 16.5×7.5センチ
サイズが小ぶりになって財布に収まりやすい
昔々からスメタナ「わが祖国」が大好きで全6曲、休憩なし(お~)
「オーケストラプログラムB」の小澤さん指揮は、まともな手段ではもう絶対といっていいほど入手出来ない。

余談1
7月上旬に「平成中村座 信州・まつもと大歌舞伎」が市民のサポートに支えられ、大盛況だった。
今年初登場だが、中村勘三郎はいたく松本が気に入ったとかで、こちらもひょっとして恒例の兆し。ジャンルは楽都に?

日本のへそ、長野県のへそ松本は大賑わいである

余談2
仏都というのもある。長野仏教会のホームページでには
『今から70年ほど前の1941年(昭和16年)、仏都長野に、市内寺院が一同に結集して長野市仏教会は創立されました。
現在、宗派を超えた152の寺院が力を合わせて活動しています』と書いてある。う~ん

一般的には5大仏都と呼ばれるのは
奈良・京都・鎌倉・平泉・会津------印象的に納得できる

おまけ
なぜ小澤さんに会いたいか?
昔々彼が大阪フィルを振った時、当時しんどかった管楽器の、素晴らしい音が素人の私にも響いたこと。
舞台の袖から小走りでやってきて、指揮台にあがるその姿が美しかったこと。
コメント
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