蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

平成中村座信州・まつもと鑑賞記

2010年07月08日 | 安曇野とその周辺
まつもと市民芸術館、7日昼の部。


芸術館正面入り口前の幟


満席でした。着物の正装組(女性)も多く華やか賑やか。

意表をつく演出に大感激。我々が一般的にもつ歌舞伎のイメージとはまったく別。
高級感漂っていた歌舞伎を、江戸庶民の娯楽であったことを再認識させてくれた舞台。
歌舞伎役者がミュージカルに挑戦していた時代があった。クロスオーバーに奥深さが加わった感じ。

地味なテーマに、現代にも通じるメッセージをラップで表現。どの年齢層にも違和感なく受け入れられたと思う。
市民キャスト80人が混じる”松本スタイル”は、サイトウ・キネン・フェスティバルから受け継がれたのだろう。

あいにく引き幕はなかったが、実行委員会事務所のパネル壁に


鑑賞記念にどうぞ!と立ちパネル。しばらく待ったが使用者者はいなかった。
あの舞台を見た後では・・・・ねぇ



私のわかる名前の、中村扇雀や中村七之助や片岡??の後継者(○代目)メンバーが、「そうか歌舞伎鑑賞」なんだと理解させてくれる。

笹野高史さん(好きな役者さん)フィナーレでラッパ吹いていましたね。いいないいな

串田和美さんありがとう
実行委員会のみなさん、会場ボランティアのスタッフさん、お疲れ様でした

余談1
安曇野市三郷は多田加助騒動のゆかりの地。佐倉義民騒動といくつか共通点があると会場で買った冊子に書いてあった。

地元アルプス歯科さんのわかりやすい解説

関連施設は貞享義民記念館
ここに素敵なポスターがあったが、今でもあるかな?


以前訪ねたおり、すぐ近くに菓匠「宮本屋」があり、建物は100年前だそうだ。
加助さんの遠い親戚筋だということです。全国菓子博覧会会長賞を受賞した「義民の里」という和菓子がありました

余談2
大阪平成中村座開催予定。大阪8年ぶり公演
演目 選定中
平成22年10月 ~11月
大阪城西の丸庭園内の特設劇場、つまり江戸時代の芝居小屋にて
問合せ先:大阪平成中村座公演事務局  電話06-7732-8883
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