蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

生きてあること

2011年01月18日 | つれづれ思うに
テレビのチャネルを変えていたら、偶然久しぶりに小椋佳さんに会った。

懐かしい。「さらば青春」↓が好きだった


25~6年前くらいだろうか、子連れで富田林まで佳さんが手がけた子供のためのミュージカル公演に出かけた。
アメリカ人の子役達が日本語をマスターし演じていたこと、プロ意識の高さにいたく感心したものだった。

そして本日、すっかり老けて、こっちもすっかり老けたが・・・・
映像の中で、次男の神田幸司氏が14歳で若年性脳梗塞にかかったこと
後遺症で話も出来ない次男のベッドサイドで、毎日毎日話しかけ歌ったこと
その後奇跡的な回復で、祖父の薩摩琵琶(和楽器)製作の道を歩んでいること
を知った

小椋佳さんの言葉:人生にふたつのことを思う
『生きてゆくこと』 
『生きてあること』

生まれたからには生き続けること、せっかく生きるなら”生きることに価値あり”と、自分らしく生きること
と解釈した。

ずっと昔ご近所の、知的障害の大きな息子さんを持つおかあさんが「自分で靴が履けるようになったんですよ」と嬉しそうに話された。
きっと毎日毎日気長に訓練をされたのだろうと思う。
その後「長女が結婚するんですが、相手の方が息子の面倒も見てくれると言ってます」とも。

今も元気に幸せに生きておられることを信じて。

自殺者が年間3万人を越えているという。
何もできないもどかしさ・・・・


コメント (4)
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