蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

死に時

2011年01月20日 | つれづれ思うに

雪が積もり、寒さが増し、晴天が続いた夜・・・・


そして翌朝、車のライトを接写。
雪の結晶がガラスにはりついていた


良寛さんは『死ぬ時節には死ぬがよく候』という

老人医療の充実ぶりは確かに歓迎できることである

一昔前ならもう人生を終えているであろう年齢層が非常に元気だ。元気すぎる
先進医療技術は目覚ましい、と最近よく耳にするようになった

好きなだけお酒を飲みごちそうを食べて59歳で亡くなった父
長生きし過ぎたねぇ・・・といいながら気ままな一人暮らしの母は、まもなく米寿
死期を選べないとはいえ、私ならどちらが幸せなんだろう?

私が移住を決めた時82歳だった母は「そう、よかったね」というだけで、
「私はどうなるの?」なんぞ非難めいたことは言わず「一緒に信州へは行かないよ」と強気の姿勢。

もともと一人遊びが出来、構われることが好きでない性格のおかげか、娘孝行ではある。
一人で居るのに飽きたとでもいい始めたら、考えることにしよう

我が家へは1度来たきり。その後誘っても来ようとしない。
理由を聞くと、以前来た時車窓から『熊出没注意!』の張り紙を見たこと、冬の天気予報に長野=大雪マークをテレビや新聞で見る度に、クワバラクワバラと思うらしい。
『熊出没注意!』は「見かけた」と通報すると張り紙がでるらしい。一度貼るとずっと掲げたままである。
もちろん冬でも

彼女の意志を尊重し、そっとこのままにしておこう

私自身は、75歳でご機嫌なうちに逝きたいとおもっている
少子傾向と高齢社会(いまでは高齢化社会とは言わない)がこのまま進めば、国は壊れるのではないか?
老人による殺人事件は哀しい
生活破綻からくるイライラのはけ口の幼児虐待はもっとも哀しい

高額な先進医療技術は、若い人々にこそ活かされたい
コメント (10)
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