高齢者を取り巻く環境は厳しい。
著作本の紹介に『ばあちゃん、介護施設を間違えたら もっとボケるで!』
なんと衝撃的な題名だろう。
たしかに以前から介護施設でのトラブルが、社会問題でとしてあがっていた。
最近はなりをひそめていたような気がしていた。
団塊世代の大量高齢化を前に、頭を持ち上げてきた警告書だろうか?
老母をまじかに見ていて、最近この手の話題に目がゆく。
母はおかげさまで恵まれた環境にあるといえます。
忙しそうなスタッフ、入れ替わり立ちかわり顔が変わる新人スタッフ。
もう名前が覚えきらないと嘆く母。
それでも仲間との食事時の会話や、窓から見える雪景色や、窓ガラスを横切る鳥の話を、
時折訪ねる私に聞かせる表情に安心し、スタッフに感謝する。
昨年夏の母。今年の春を予感したような1枚
ここが終の棲みかになるから、みんなと仲良く、限られた空間で自分らしく生きることを、
心がけている様子に感心する。
大阪から安曇野へ転居すると決めた時も、一緒に暮らしたいとは一度も言わない。
60歳から30年間、気ままな一人暮らしを愉しんだ母には、実の娘といえども
気がねな毎日はかなわん!
これが正直な感想だったろうと思う。
60歳で失くした父の遺言が「娘に迷惑をかけるな」だったらしい。
結局、父が遺したわずかな資産をコツコツと蓄財しながら生きてきた。
ホーム入居を期に私が資産管理を預かり、驚いた。
ばあさんがなしてこんなに運用できたのか?
とは言え世間からみれば大したことないが・・・・我が家レベルの話
昨日訪ねた折「お父さんが亡くなった時、遺産分けしなきゃいけなかったんだねー」
「だって当時余裕があるなんて思ってもみなかったよ~」
「いいじゃん、自分で支払える間はこのホームに居座ってたら。後はなんとかするさ。行きたいところへ行き、食べたいものを食べれば。
東京のお墓にちゃんと送ってあげるから心配しなさんな」
「墓地には無縁仏塔があるから」
父のこどもの頃からお世話になっているお寺さんで、長いおつきあいである。よもや無下にはせんだろうという。
なるほど!
しかしお墓の心配はともかく、老老介護だぞ~。ゆめゆめ100歳への道は・・・・うへ!
歯は自前、心臓と胃腸が丈夫、やや高血圧、耳は難聴だが補聴器で会話は出来る。
2012年7月要介護3から出発し昨年春要介護2へ。この春から要支援2へ飛躍。やるもんだ。
昨年の6月26日は転倒骨折し緊急入院した1周年。私の人生はあの日で終ったんだと嘆いていたっけ。
しかし考え知恵を出し、狭い世界の中でもそれなりに努力しているんだろうね。
無駄を省き、小金を少々貯め、歯磨きを励行し虫歯を作らないようにして胃腸に負担をかけない。
好奇心を失わず、世界を狭めないように努力してなおかつ健康を心がける。
少しずつ勉強させられているが、ふ~歳をとるのもしんどいこっちゃね。
と思いなながら
根性無しは、まあなんとかなるだろう・・・・とあくまで楽天。
そこで、座右の銘とまではいわないがモットーは
女は度胸
旅は愛敬
介護は楽天と行きましょう
余談
若い頃といっても50代前後の一人旅のモットーは
用意は周到
女は度胸
旅は愛敬
精神構造が進歩してない
著作本の紹介に『ばあちゃん、介護施設を間違えたら もっとボケるで!』
なんと衝撃的な題名だろう。
たしかに以前から介護施設でのトラブルが、社会問題でとしてあがっていた。
最近はなりをひそめていたような気がしていた。
団塊世代の大量高齢化を前に、頭を持ち上げてきた警告書だろうか?
老母をまじかに見ていて、最近この手の話題に目がゆく。
母はおかげさまで恵まれた環境にあるといえます。
忙しそうなスタッフ、入れ替わり立ちかわり顔が変わる新人スタッフ。
もう名前が覚えきらないと嘆く母。
それでも仲間との食事時の会話や、窓から見える雪景色や、窓ガラスを横切る鳥の話を、
時折訪ねる私に聞かせる表情に安心し、スタッフに感謝する。
昨年夏の母。今年の春を予感したような1枚
ここが終の棲みかになるから、みんなと仲良く、限られた空間で自分らしく生きることを、
心がけている様子に感心する。
大阪から安曇野へ転居すると決めた時も、一緒に暮らしたいとは一度も言わない。
60歳から30年間、気ままな一人暮らしを愉しんだ母には、実の娘といえども
気がねな毎日はかなわん!
これが正直な感想だったろうと思う。
60歳で失くした父の遺言が「娘に迷惑をかけるな」だったらしい。
結局、父が遺したわずかな資産をコツコツと蓄財しながら生きてきた。
ホーム入居を期に私が資産管理を預かり、驚いた。
ばあさんがなしてこんなに運用できたのか?
とは言え世間からみれば大したことないが・・・・我が家レベルの話
昨日訪ねた折「お父さんが亡くなった時、遺産分けしなきゃいけなかったんだねー」
「だって当時余裕があるなんて思ってもみなかったよ~」
「いいじゃん、自分で支払える間はこのホームに居座ってたら。後はなんとかするさ。行きたいところへ行き、食べたいものを食べれば。
東京のお墓にちゃんと送ってあげるから心配しなさんな」
「墓地には無縁仏塔があるから」
父のこどもの頃からお世話になっているお寺さんで、長いおつきあいである。よもや無下にはせんだろうという。
なるほど!
しかしお墓の心配はともかく、老老介護だぞ~。ゆめゆめ100歳への道は・・・・うへ!
歯は自前、心臓と胃腸が丈夫、やや高血圧、耳は難聴だが補聴器で会話は出来る。
2012年7月要介護3から出発し昨年春要介護2へ。この春から要支援2へ飛躍。やるもんだ。
昨年の6月26日は転倒骨折し緊急入院した1周年。私の人生はあの日で終ったんだと嘆いていたっけ。
しかし考え知恵を出し、狭い世界の中でもそれなりに努力しているんだろうね。
無駄を省き、小金を少々貯め、歯磨きを励行し虫歯を作らないようにして胃腸に負担をかけない。
好奇心を失わず、世界を狭めないように努力してなおかつ健康を心がける。
少しずつ勉強させられているが、ふ~歳をとるのもしんどいこっちゃね。
と思いなながら
根性無しは、まあなんとかなるだろう・・・・とあくまで楽天。
そこで、座右の銘とまではいわないがモットーは
女は度胸
旅は愛敬
介護は楽天と行きましょう
余談
若い頃といっても50代前後の一人旅のモットーは
用意は周到
女は度胸
旅は愛敬
精神構造が進歩してない