蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

美ヶ原トレッキング新コースへ

2021年11月10日 | トレッキング

高原だからと侮ってはいけない。

美ヶ原は思っていたより広く深いことを知った。

松本側からと上田側からの登山道がある。松本側は浅間温泉経由で三城や、ビーナスラインで山本小屋方面へ向かうコースが一般的。

上田側の武石観光センターから登山口へ、そこから高原の「塩くれ場」へ向かう焼山沢コース。ここは台風のため登山道が崩れ10月末まで閉鎖されていた。

では!と考えたのは高原の「塩くれ場」から「焼山滝」まで下山すればいいじゃん。ところが夏に山友とその登山入り口を探すも見つからなかった。

ここでひるんではいけない。その後、知人のガイドさんとその登山口を探しに行ったのが9月12日。果たして見つけた入り口は、塩くれ場近くの二つの牧場の境界柵そばにあった。これは見つけにくい!

牧場内の境界柵沿いに歩き

滝へ降りる入り口へたどり着いた。この日は満足して三城コースを下山。

 

この探索を手掛かりに10月16日、いよいよ山友と二人で焼山滝を目指し下山開始。この標識は下山中にいくつかあり、迷わず助かった。往路が下山で復路が登り。

下ってしばらくは明るいが

次第にコケに覆われた倒木や

こんもりとお椀状

コケの中から新しい木の芽ぶきなど

原生林の中のコケ群は、八ケ岳にはとうてい及ばないと思うが捨てがたい姿です。2時間ほど下ってきた。

大きな水流の音が聞こえ、右手に大きい滝(雄滝)左手の上に静かな糸のような滝(雌滝)が流れていた。まもなく鉄のはしごや鎖場が登場して、撮影どころでなくなった。

今回はここからUターン。

正面からの滝の撮影は、来年の新緑シーズンまでお預けとなった。

振り返ると、V字のへこみを下って行ったのだ。

探りながらのマニアックな登山コースを半分獲得し、山友とコーヒーで乾杯そして来た道をドライブしながら温泉に立ち寄り、家路についた。

 

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