居候先の友人宅ではまあ良く食べましたねぇ。
毎朝巨大マンゴー1個をかぶりつき、日本では高くて食べられない敵を討つ。
暑い料理担当は友人が、水を使って涼しい食器洗いは私が・・・図々しい居候だった。
イスラマバードの友人宅は、2階のマンション仕様だ。トイレ洗面つき2ベッドルームに40帖はあるリビング、私はのんびりゴロゴロ過ごしていた。室内は天井ファンだと気温は33~34度。日中の外気温はおそらく40度はあったと思う。元々エアコンを使わない体質なので、用意してくれたアイスまくらで夜を過ごした。
買い置きのミネラル・ウォーターのタンク。20リットルくらい入っていそうだ。飲料、煮炊きに使う。
毎日午後3時頃になると明るい音楽が聞こえてくる。手まわしオルゴールのようなのどかな音。アイスクリームの移動販売自転車だ。押して歩きながら保冷庫と音楽の電源をまかなっているエコ販売車だそうだ。
感心するけど試食は無理だ。確実におなかを壊す
世界を席巻しそうなイスラム教
スンニ派やシーア派は何かとニュースでおなじみだが、北辺地域はイスマイール派が多い。コーランの教えがゆるく喜捨とお祈りは1日3回だけだそうです。ホテル近辺や沿道のモスクでもスピーカーから大ボリュームのアザーンは聞かれなかった。
市井の人々の顔は穏やかで、礼儀正しくいつもフレンドリーだった。
日本で報道される自爆テロは、過激派だ。しかし我々に全くかかわりがないとばかりも言えない。所要で出かけたメロディー・マーケットで、帰国した2日後に自爆テロがあったという。友は強運を喜んでくれた
町にあふれる乗用車は、印象として9割はTOYOTA車。パキスタンでは車検制度はなく、自己責任だ。
滞在中見かけた一番派手な満艦飾トラック
中古車ばかりでなく、新車も多く走っている。
カラチにはTOYOTAの工場があり、ラホールへの往路高速道路では、8台の新車を搭載したトレーラーを何台か見かけた。
中古車は、元の所有者名を残したまま走っている車もあり「○○工務店」「▲▲社」面白いのでは老人ホームの名前。別の人は「自民党」を見たそうな。
余談
JICAのシニア・ボランティアについて
カラコルム・ハイウエイのツアーはほとんどがJICAのシニア・ボランティアでした。たくさんの苦労話やほのぼの話などが聞けた。
自らの応募により選んだ道とはいえ、途上国での生活は平穏な日本に比べれば過酷だ。生活費が支給されるだけで、滞在先の住宅探しや、家主とのトラブル解決など自己責任である。
その上赴任先からの高度な要求に対応しなければならない。約束の任期を全う出来ず中途で帰国する人もいるという。体調を壊すなど問題を抱えながら、それでも多くの方が勇気と情熱をもち、世界中で日々を過ごしている。
友人の追っかけを通して知る実情である。
「JICA国際協力機構」は独立行政法人つまり税金で運営されている。もっと広報活動を活発にしてもいいのではないかというのが感想だ。それも予算不足で出来ないのかな?
なにも出来ずクダクダ語る私が一番問題だ~
友人夫婦の”イスラマバードの風”
ツアー同行の”Aroud the World with Camera”
パキスタンの旅 完
8月1日追記
間違いがいくつかあり訂正しました。生死にかかわるほどではなかったのでご安心を・・・
間違い箇所見つけられるかな~。見つけた方コメントください。景品はないけど!
宗教戦争なんでしょうね。でもほとんどのモスリムは、穏やかで礼儀正しい印象です。基本的には仏教国である日本人の感覚では、理解しがたいですね。