星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

読書日記。

2007-05-22 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
PCと心臓の相性が悪いので、
ついつい、ここもご無沙汰になってしまってごめんなさい。
先日、先生にそれを話したら、
「本よむのは?」

、、、退院後は、本よむのもダメでした。だからそれを話して
「神経つかうとダメなのかなあ、、」と言ったら、
「じゃ、とうぶん神経使わないで(笑)」  、、、て、、、。

でも、最近本が読めるようになってきた。嬉しい。。 パソは、いい日とダメな日があるけど。

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日曜日、 丸の内OAZOの『丸善』に行って来た。
土曜日には、てくてく歩いて、 久しぶりの古本屋も覗いて来た。 嬉し。。

いま読んでるのは、、 
150年前のドイツの作家、テオドール・シュトルム『みずうみ』(岩波文庫)。
入院中に読んでいたシュペルヴィエルも詩人であり、短篇小説家でありましたが、退院後に読んだ堀辰雄もそうです、、。ちょっとそういう流れを欲しているのでしょうね、静謐で詩のような物語を、、。 この本も短篇集です。

新学社 近代浪漫派文庫の(←こういうシリーズがあったのね)、『立原道造・津村信夫』集。
おなじく、、詩人であった立原道造の短篇物語集。彼が短篇を書いていたことは知りませんでした。かなり、メルヘンの世界。子供らしいおとぎ話みたいな、という意味じゃなくて、現実や恋や少女を、詩人のメルヘンの目と言葉で記した世界。

平凡社新書 牧村健一郎著『新聞記者 夏目漱石』
現在、朝日新聞夕刊で漱石のことを連載中の、朝日新聞記者による本。自社ネタや、当時の新聞発行の事情がわかって面白いです。これはお勉強のため。

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でも、あんまり本を読むと動かなくなるから、
第一に家事、 それからお散歩と運動、 そうしてちょっぴり読書、 なんです。