星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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ハンターさん @アストリアinロンドン

2008-01-26 | MUSICにまつわるあれこれ
(今日のフォトはHunter &Ronson のBBC LIVEですが・・・)

今週、 ずっとずっと毎日ちょっとの時間をみつけては (でも妙に忙しいんだけど、、)
見つづけていたDVD、、、

「ライヴ・アット・ザ・アストリア
 Live at The Astoria, London / Ian Hunter and The Rant Band, featuring Mick Ralphs」



洋楽DVDも置いてあるレンタル店で、これ見つけて、「ハンターさんだ!」
、、いつのLIVEだろう、、とみてみれば、アルバム「RANT」後だとわかって、
どっしても観たくなった。
ミック・ロンソンが亡くなって、長い時間が経った後で出したハンターさんのアルバム「RANT」を聴いた時、すこ~く嬉しかった。素敵なアルバムで、「ハンターさんがとってもいいアルバム出したよ!」、、って、お友だちに知らせたこと、覚えてる。
でもそれから自分が忙しくなって、なかなかちゃんと聞けずに、このブログでもハンターさんの事何か書いたことあったかしら、、? と検索したら、一度きりでした しかもデフレパ絡みで。。

このDVD見始めて、、 (のっけから、、「Rest In Peace」なの~、、泣)、、とうるうるし掛け、、
そのギターを聴いて、、!!!、、(誰っ! 誰このギタリストは!)、、と吃驚。。。
で、、いきなり止めて、どこかに載ってないかと特典のハンターさんのインタビューを先に見て、、アンディ・ヨークという人だと判り、、、ウチのCD見たら「RANT」でも弾いてる人で、、
(このハンターさんのインタビューも涙腺やられました。アンディの事も、ロンソンの事もね、、)

それからやっと落ち着いて(、、いえ興奮して、、)演奏を観はじめたんだけど、
本当にいいギタリストなんだ~。。。 ハンターさん、素晴らしいギタリスト見つけたね!
って、、またうるうるで、、。。
Hunter&Ronson時代からのハンターさんの味、そのハンターさんの声の間でこう鳴っていて欲しいと思う、ロンソンの持ち味を本当に大事にしていてくれるアンディのギターで、、定番になっていた「Once Bitten Twice Shy」とか、ギターがメインとも言える曲「The Truth, The Whole Truth, Nothin' But The Truth」でも、ソリッドな手応えあるソロを弾いてくれるし、、(ロンソンのキャーーン、というのとはちょっと違うけど、大事なとこでちゃんとカッコよくギタースクラッチも決めてくれるし、、)
このLIVEでは、盟友ミック・ラルフスさんもレスポールを一緒に弾いていて下さって、ラルフスさんのスムーズな素晴らしいソロも見どころなんだけど、ガックガック引っ掛かるような(笑)アンディのソロも若々しくって、ロンソンみたいにやんちゃなことろもあって、それが嬉しくて、、
かと思えば、、後ろのドラムセットの台に腰を下ろして、レスポールをアルペジオで爪弾くような、(この仕草にも思い出すものがいっぱいなんだけど、、)、とっても繊細なギターも弾けて、それがハンターさんの胸にせまるバラードにとても合ってて、、、本当に本当にいいギタリストだあ。。。 ハンターさんより20歳ちかく若く見えるけど、そのぶんハンターさんも若返ったみたいに元気なLIVEだった。

アンディ・ヨークさん、、、 ジェフ・ベックとリック・デリンジャーを混ぜたみたいなギタリストな風貌(!?)も素敵です。(画面撮っちゃった。。)



感動的な場面もいっぱいだったなあ。。。
「Saturday Gigs」で、会場のおっさん(、、ホントおじさんばっかり)の懐かしげな大合唱を煽ったかと思うと、「もう飽きた! こっちにしよう!」って感じで、アノ名曲のイントロへ、、。 ハンターさんそっくりの娘さんと、唇ピアスのキュートな息子さんと、、呼んでないけど出てきちゃうハンターさんのTシャツ着たあのボーカリストさんと、、みんなで大合唱。
そんな懐かしい曲も勿論だけど、 「RANT」からの2曲もすごく良かったし。 アンディのギターがここでも光ってて。
アンディ、、普段は、ジョン・メレンキャンプと一緒にやっているそうで、そんなアメリカンなからっとしたギターも弾きますが、きゅぅぅんと艶のある音色がハンターさんを引き立てます。すごいいい相性。。もうそれが嬉しくってたまらないのです。

そして、、やっぱり「Michael Picasso」はせつなくてせつなくて、、ハンターさんがサングラスしていてくれて良かった、、。 アンディもとってもいい表情で、まさにリスペクト、というギターを弾いてくれます。。

最後のおまけは、 ハイ! ブライアン・メイ先生!! 
ほんとうに 素晴らしいLIVEでした。