星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

深緑の杜へ…

2017-06-18 | …まつわる日もいろいろ
お散歩に行きました。

高い高い樹のある、 深い深い森のある、


季節が 春から初夏へたったひと月半ほど経っただけなのに、 緑のいのちは空を覆い尽くしていて、 足元の翳は太古の鎮かさを伝えるかのよう…

そんな深い杜の緑につつまれて、 天鵞絨の毬のような紫陽花が 天上の光を受けて、 ひっそりと呼吸していました。







白いのは 柏葉紫陽花。 葉が柏のかたちをしています。






いちめんの 蒼い 蒼い 額紫陽花。

 ***

樹齢百年あまりの大樹を見上げれば、、 太い幹の上は誰の眼もとどかない秘密の寝床があるようで、、

繁った葉蔭の冥さと、 風が起こすさざめきに隠れて、 誰にも知られず樹上で暮らしていけそうな、、 


そんな森の妖精の夢をみました。