星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

明日は七夕…☆

2017-07-06 | アートにまつわるあれこれ
7月になりました。。

、、どうもブログのほうはすっかり間が空いてしまっていけませんね、、
書きたいことはたくさんあるのですけれど、 なかなか向き合う時間が取れません。。 いえ、多忙というわけではないのです。 ただ、 気候に体調がついていかなくて、 動けるときにはやることが一杯で、 動けないときはひたすら休んでいるしかないので、 少々の読書くらい。。

読書記や、 美術展記録を書く代わりに、、 写真でごまかしてしまおう…(笑)

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先週、 国立西洋美術館へ行きました。 「アルチンボルド展」
アルチンボルドの作品は けっこう詳しく書籍で見ていたものだったので、 驚きとかはそれほど無くて(すみません・笑)、 むしろ 同時代作品として展示されていた 玉(ぎょく)をくりぬいて金の縁取りや取っ手を付けて加工した盃など工芸品に興味をひかれました。

久しぶりの常設展のほうは、 展示作品がかなり入れ替わっていて、 もともと西洋美術館の常設展は、 宗教画などが多くて、 大好きな場所なので ゆっくりゆっくり見たかったんだけれど、 企画展含め 会場がとても冷房が強くて(これも体調をくずす要因に…)、 外は猛暑日で (でも長袖持参で行ったのだけど) もう寒くて耐えられずに、 常設展示 駆け足になってしまってすごく残念。。。

大好きなクールベ作品、 「波」は前と同じだったけれど、 雪景色の作品と、 馬小屋の作品が展示されてた。。 その代わり、 ジプシー娘はなくて、、 どこかへ貸し出し中かな、、

宗教画のところには、 教会で使われたのを再現するように、 木の祭壇のようにテーブルが置かれて展示されていたのが印象的でした。 前はそういうものはなかったから。。
また行きたい、、 常設展。





美術館前庭の 白い木槿とカレーの市民。

自己犠牲とひきかえに市民の命を救った六人のカレーの市民、、。 裸足で、 縄を巻かれ、、 城を明け渡す悲痛の姿、、という説明をサイトで読んだことがあるけれど、、 でも いつもあの前庭に立つと、 この片手を空に向けた姿が、 常設展の中にある演説をする洗礼者ヨハネのポーズと重ね合わされて、 力を失わない者の姿に見える。
(結局は 王妃の助命でこの者たちの処刑は行われなかったとのことだから、 やはり英雄なのだ…) ロダンは 絶望の姿をあらわそうとしたわけではないのだと、、 そう思うな。。

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こちらは 目覚めるまえのアガパンサスの花。
この花は 都会へ来て知りました、、 彼岸花のなかまなのだそうですね。




西のほうの雨、、 はやくおさまりますように。。


天空の星の川、、 おだやかにかがやいていますように。。