昨日はサントリーホールへ東京交響楽団さんを聴きに行って来ました。 楽しかった♪ 感激でした。。
この春は 東響さんからちょっと浮気して、 ほかの楽団さんや指揮者さんの演奏も聴いてみようと、 ワクチン接種を終えた3月と5月にも サントリーホールへ出かけたのですが、 日記にのこすことが出来ず・・・
理由はいろいろで 戦争が始まってしまって日々のニュースにピリピリしていたからかもしれないし、単に時間がなかっただけかもしれないし、、 何を書いて良いのか感想がまとまらなかったことも、、
それはともかく、、
昨日感じたことは やっぱり私は東響さんの演奏が好きだし、 ノット監督とこの楽団との演奏をもっと聴きたいと再確認したことでした。。 なんでだろう… 、、いつでもわくわくをくれる、 たとえ完璧でなくても いつも冒険があり、 挑戦があり、 驚きがあり、 そして感動をくれるから、かな。。
あと、、 以前に〈音の着地点〉ということを書いた事があったけれど、、 東響さんの(ノット監督の指揮にあわせて) 音が消えさる時の音…(日本語ヘンですが) その瞬間の音の止め方、 音の消し方、 余韻をふわっと消す、 その瞬間の全員のまとまりがすごく好き。 これはこの春、 ほかの楽団さんを聴いた時にも思ったのです、、 もっと音の止め方に神経を配れば良いのに…と。
音が大きくて迫力ある演奏では気づけない〈音の着地点〉、、 音の最後の最後まで気を配ること、、 東響さんは全体的に(ノット監督以外の指揮でも) 爆音にならないところが好き。。 ピアニッシモの美しさも今までにも何度も経験させてもらったし、 今回も音が消え去る瞬間の美しさをあらためて認識しました。
東京交響楽団 7月16日(土) サントリーホール
ラヴェル:海原の小舟(管弦楽版)-鏡より
ベルク:七つの初期の歌 ソプラノ:ユリア・クライター
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:ジョナサン・ノット
ラヴェルの曲は初めてだったけど、 以前ウィーンフィルで聴いた「海」を思い出しました。 きらきらとした海のゆらめきを感じさせる曲。
ベルクは 曲は難解で私には咀嚼しきれていないのだけれど、 ユリアさんの広がりのある歌声が乗っかるとなぜだか安心した気持ちで聴いていられました。
ノットさんのマーラー5番。 ノットさんの… とわざわざ書きたくなるノットさんの冒険的な指揮に導かれたマーラー5番。 ひきずるような葬送行進曲、、 ここを聴いて (行進曲といってもファンファーレにするつもりはノットさんには無いんだ。これは葬列なのだからこのずるずるとひきずるような重い第一楽章でいいんだ)と思いました。
そして嵐のような第二楽章。 第二楽章でこれ? と驚くほど弦の方々 椅子から立ち上がりそうに身体を揺らしてノット監督の振りに応えます。
あとは細かく書かずに、、 ホルンさん美しかった。 ハープさん見事だった。 木管さんは毎回安定のうつくしさ。。 ティンパニさん繊細でした。 ラストはコンマスさん含め、 弦の方たち身体のうねりが大変なことになってました。。
結果的にすごいものを見させていただいたと感激し感謝するマーラー5番でした。 楽しかった!
***
おぼえがき・・・
東京都交響楽団 3月27日(日) サントリーホール
アンナ・ソルヴァルドスドッティル:メタコスモス(2017)[日本初演]
ブルックナー:交響曲第7番
指揮:アラン・ギルバート
日本フィル 5月28日(土曜日) サントリーホール
伊福部昭:ピアノと管絃楽のための《リトミカ・オスティナータ》 ピアノ:務川慧悟
マーラー:交響曲第4番 ソプラノ:三宅理恵
指揮:カーチュン・ウォン
(追記ができたらするかも・・・)
熱暑が続いたかと思えば 大雨になって、、
これからの気候は毎年こんなふうに災害級の異変に悩まされることになるのでしょう…
できるだけ災害がおこらない事を願って…
みんな元気でいられますように。。
この春は 東響さんからちょっと浮気して、 ほかの楽団さんや指揮者さんの演奏も聴いてみようと、 ワクチン接種を終えた3月と5月にも サントリーホールへ出かけたのですが、 日記にのこすことが出来ず・・・
理由はいろいろで 戦争が始まってしまって日々のニュースにピリピリしていたからかもしれないし、単に時間がなかっただけかもしれないし、、 何を書いて良いのか感想がまとまらなかったことも、、
それはともかく、、
昨日感じたことは やっぱり私は東響さんの演奏が好きだし、 ノット監督とこの楽団との演奏をもっと聴きたいと再確認したことでした。。 なんでだろう… 、、いつでもわくわくをくれる、 たとえ完璧でなくても いつも冒険があり、 挑戦があり、 驚きがあり、 そして感動をくれるから、かな。。
あと、、 以前に〈音の着地点〉ということを書いた事があったけれど、、 東響さんの(ノット監督の指揮にあわせて) 音が消えさる時の音…(日本語ヘンですが) その瞬間の音の止め方、 音の消し方、 余韻をふわっと消す、 その瞬間の全員のまとまりがすごく好き。 これはこの春、 ほかの楽団さんを聴いた時にも思ったのです、、 もっと音の止め方に神経を配れば良いのに…と。
音が大きくて迫力ある演奏では気づけない〈音の着地点〉、、 音の最後の最後まで気を配ること、、 東響さんは全体的に(ノット監督以外の指揮でも) 爆音にならないところが好き。。 ピアニッシモの美しさも今までにも何度も経験させてもらったし、 今回も音が消え去る瞬間の美しさをあらためて認識しました。
東京交響楽団 7月16日(土) サントリーホール
ラヴェル:海原の小舟(管弦楽版)-鏡より
ベルク:七つの初期の歌 ソプラノ:ユリア・クライター
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:ジョナサン・ノット
ラヴェルの曲は初めてだったけど、 以前ウィーンフィルで聴いた「海」を思い出しました。 きらきらとした海のゆらめきを感じさせる曲。
ベルクは 曲は難解で私には咀嚼しきれていないのだけれど、 ユリアさんの広がりのある歌声が乗っかるとなぜだか安心した気持ちで聴いていられました。
ノットさんのマーラー5番。 ノットさんの… とわざわざ書きたくなるノットさんの冒険的な指揮に導かれたマーラー5番。 ひきずるような葬送行進曲、、 ここを聴いて (行進曲といってもファンファーレにするつもりはノットさんには無いんだ。これは葬列なのだからこのずるずるとひきずるような重い第一楽章でいいんだ)と思いました。
そして嵐のような第二楽章。 第二楽章でこれ? と驚くほど弦の方々 椅子から立ち上がりそうに身体を揺らしてノット監督の振りに応えます。
あとは細かく書かずに、、 ホルンさん美しかった。 ハープさん見事だった。 木管さんは毎回安定のうつくしさ。。 ティンパニさん繊細でした。 ラストはコンマスさん含め、 弦の方たち身体のうねりが大変なことになってました。。
結果的にすごいものを見させていただいたと感激し感謝するマーラー5番でした。 楽しかった!
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おぼえがき・・・
東京都交響楽団 3月27日(日) サントリーホール
アンナ・ソルヴァルドスドッティル:メタコスモス(2017)[日本初演]
ブルックナー:交響曲第7番
指揮:アラン・ギルバート
日本フィル 5月28日(土曜日) サントリーホール
伊福部昭:ピアノと管絃楽のための《リトミカ・オスティナータ》 ピアノ:務川慧悟
マーラー:交響曲第4番 ソプラノ:三宅理恵
指揮:カーチュン・ウォン
(追記ができたらするかも・・・)
熱暑が続いたかと思えば 大雨になって、、
これからの気候は毎年こんなふうに災害級の異変に悩まされることになるのでしょう…
できるだけ災害がおこらない事を願って…
みんな元気でいられますように。。