ウォームアップ用のクライミング・シューズ

　どうも４月という気がしない。そう感じるのは気候のせいかもしれない。峠の向こう、群馬県や山梨県では桜が満開だというのにこちらに戻ってくると冬景色。ようやく梅が咲き出したところだ。いわゆる４月の景色ではないと思わせられるのでまだ３月の気分なのである。

　昨日は午前中暖かかったけど午後からは冬に後戻りのような感じ。こんな時はあの酷寒のクライミング・ジムは寒いだろうなぁと思って行くと予想通り。壁の温度は７℃しかない。外の岩なら太陽の光が当って良いんだけどそんな有難い光は無い。ご丁寧にもストーブはもう無かった。爺には厳しいジムだ。

　そんなジムではウォームアップに時間がかかる。３本登ってようやくって感じなのである。ウォームアップだから登るのは当然簡単なのだけどそのためにクライミング・シューズでは勿体無い。そこでウォームアップ用の靴を探した。

　まず思いついたのが小学校の時に履いてた上履き。靴屋で試し履きしたが脱げやすくてダメ。爪先も上に向かって丸くなってるので滑り易そうだ。何より１５００円前後と思ったよりも高い。ところがワークマンに行ったらもっと良さそうなのがたったの５００円弱で売っていた。名前からして大工が履く靴みたいだし実際こんな感じのを履いてるような気がした。


５００円でお釣りがきた靴

　ウォームアップとはいえクライミング用とするにはチューンナップが必要だった。


チューンナップ後の建さんⅡ

　何をしたかというとまず甲の所にベルクロを付けた。これですっぽ抜けを防いだ。


甲にベルクロを付けてすっぽ抜け防止

　もう１ヶ所手を加えた。一番小さいサイズの２４.５ｃｍのを買ったんだけど実質２６ｃｍくらいとかなりいい加減なサイズだ。ま、５００円だからあまり文句を言ってはいけないな。そこで糸で踵の部分を摘んだ。この時の糸はボタン付け用の少し太いやつを使った。


踵を糸で縛って摘んだ

　実際に登った感触はというと垂直の壁にある易しいルートなら全く問題ない。ルーフはホールドが大きいのでＯＫだ。勿論細かいスタンスでは無理だけどジムのスタンスは概ね大きいから５.１１ａ未満なら何とかなる。


予想以上にフリクションが良い

WindowsＸＰのサポートが終ってるのに更新された

　Win７に移行した後も時々WinＸＰを動かす。コピー不要だと思ったデータを見たいんだけど、ソフトを動かさないと見れないのでＸＰを動かさないといけなかった。先ずはパソコンからWin７のハードディスクを外す。次にWinXPが入ってるハードディスクを入れてパソコンを立ち上げる。

　すると更新があるよ、と。サポート終了後はこういう事は無いんだと思ってた。な～んだ、サポート終了だなんて脅かさないでくれよなんて思ってる人も居るんだろうな。しかしそんなことはない。恐らくこのＸＰを最後に使ってからサポート終了間際までの数日間に用意された更新分なのだろう。じゃぁ更新してよとＯＫするとこんな調子で更新作業が始まった。


サポートが終了した後なのにWindowsＸＰが更新された

　Microsoft も最後の最後まで仕事してるんだなと感心した。だけど何時までこの更新分をダウンロード出来るんだろ。年末頃だと 「 もういい加減にＸＰ使うの止めてくださいよ 」 なんていうウインドウが出てくるのかな。