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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

儒教の国ならでは?

2008-10-27 | インポート
お隣の市にある「国際交流ラウンジ」では、毎週月曜日の午前中に、ボランティアによる「日本語教室」が開かれています。

市周辺に住む外国人の方々がたくさん見えているんですが・・・割合短期間でメンバーが変わってしまいます。
平日の昼間ですので、お仕事を持っている人は少なく、日本人と結婚した外国人や日本に来たばかりの人が多いので、「日本語の勉強」の他にも「日本の文化・習慣」についても分かる範囲で教えています。

ここで慣れて「仕事を持った」「学校へ入った」「友人が出来た」・・・と嬉しいステップに移る人はいいのですが・・・、
「ある日から、突然に来なくなる」というケースもしばしばです(苦笑)。

いろいろ事情があると考えられますので、こちらから「連絡」はせず、「勉強したくなったら、また来るでしょう」と、ボランティアの皆さんは「広い心」で待ちます~~(笑)。

そんな人たちの中でも、「きちんと断りを入れて下さる」方たちがいます。そのほとんどは「韓国の人たち」です~~♪
やっぱり「儒教を重んじる国」に生まれ育ったからでしょうか?

「親やお年寄りを大切にする」「目上の人を敬う」など、一昔前の日本でも当たり前だったことが(苦笑)、今の韓国では、まだまだ強く残っているのです。

学校の先生に対しても「尊敬」の気持ちは顕著みたいで、韓国語で「ソンセンニム=先生様」と呼ぶんですよ!
ですから、「学問を教えてくれる先生に対して、挨拶もしないで去る」ことは、許されないことのようです。

いろいろなお国方たちにお会いし、お話し、お友達になることが多い私ですが、「お国柄」ってあるんだ~~と感じることも多いんです。

「来る物は拒まず、去る者は追わず」の精神で、異文化との出会いを楽しんでいる日々です~~♪