ダイアン・レインはアメリカ映画ではいい役が少ない年代の女優の中で頑張ってます。
離婚した時のマンガ的なくらい鼻の頭を真っ赤にしている汚な作りや、いい男が現れてやたらはしゃぐあたりの可笑しさ。もっともらしい顔で物を書いている場面などないのに、ちゃんとそれなりの地位の作家兼批評家に見える。
良い時のために悪い時を我慢するのではなく、どちらも生きていくこと全体の一部といった感じの基本的な人間の捕え方がいい。
人間回復の舞台となると、イタリアに優る国もあまりない。
脚本監督のオードリー・ウェルズは、ハリウッド版「SHALL WE DANCE?」のシナリオ担当だけれど、ここではフェリーニ作品や「旅情」などの名作に敬意を見せている。ハリウッド的技術の持ち主な一方で、ハリウッド至上主義に染まっていない人のよう。
(☆☆☆★★)
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離婚した時のマンガ的なくらい鼻の頭を真っ赤にしている汚な作りや、いい男が現れてやたらはしゃぐあたりの可笑しさ。もっともらしい顔で物を書いている場面などないのに、ちゃんとそれなりの地位の作家兼批評家に見える。
良い時のために悪い時を我慢するのではなく、どちらも生きていくこと全体の一部といった感じの基本的な人間の捕え方がいい。
人間回復の舞台となると、イタリアに優る国もあまりない。
脚本監督のオードリー・ウェルズは、ハリウッド版「SHALL WE DANCE?」のシナリオ担当だけれど、ここではフェリーニ作品や「旅情」などの名作に敬意を見せている。ハリウッド的技術の持ち主な一方で、ハリウッド至上主義に染まっていない人のよう。
(☆☆☆★★)
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