prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「THE 有頂天ホテル」

2006年02月18日 | 映画
カウントダウンパーティがヤマに置かれているのだけれど、各エピソードにカウントダウンしていく切羽詰り感ってあまりないのだね。ここでしくじったら一生に響くといった話が少ないし、生きるか死ぬかのはずだった若手政治家のエピソードも、政治家に改心は求めないけれどケツをまくらせちゃマズいでしょ。ただでさえ勝手な真似してるのだから、それ以上勝手させてどうするのですか。

携帯の待ち受け画面(「くねくね踊り」に政治家の現金授受の現場)が重要な小道具になっているのだけれど、そのアップがないのはなんか物足りない。あざとくなるだろうが、おかしな写真を見せれば笑いをとれるところのはず。
歌を歌う場面がひとつのヤマになるはずが、歌そのものが良いとは思えないのでシマらなかったりする。ガチョウを使った腹話術ってどんなのだろうと思って待っているとちゃんと描かれなかったり、なんかメリハリが弱い。
(☆☆☆)

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おにぎり

2006年02月18日 | Weblog
このところ、昼に兄がおにぎりを作ってもってきてくれることが多い。夫婦それぞれの実家(片方が、つまりうちね)からお米をもらっているからせっせと新しいうちに食べようというわけ。
一度にたくさん炊いた方がおいしいということもある。あと、集まって食べた方がおいしいし、おにぎりにすると味が変わるのですね。まじめな話、圧力を加えると米のたんぱく質が変化してアミノ酸ができるかららしい。

で、広告です。
2006年3月11日公開の映画『かもめ食堂』公式HPのメニューはおにぎりだけ。原作は書店で見かけていたけれど、映画用書下ろしとは知らなかった。

【ストーリー】
ぷっくり太ったカモメたちがゆるりと青空を飛ぶ、北欧の港町ヘルシンキ。
その町の片隅に小さな食堂がひっそりたたずんでいました。そこは日本人女性サチエ(小林聡美)が店主をつとめる『かもめ食堂』。看板メニューはおにぎり。 しかし、来る日も来る日もお客さんは来ない。唯一来るお客さんといえば日本おたくのフィンランド青年“トンミ・ヒルトネン”くらい。
ある日、中年男性(マルック・ペルトラ)がやってきて、サチエにおいしいコーヒーの淹れ方の呪文「コピ・ルアック」をこっそり教えて去っていきます。 彼は一体何者?そんな毎日にもめげずに毎日食堂を開店するサチエのところに日本人女性・ミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)もやってきて 何となく訳アリそうな人々が集まる『かもめ食堂』。
これから一体どうなるの?

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