水谷龍二作・演出
菅原大吉 竹内都子(ピンクの電話)の実の夫婦二人だけのウェルメイド・プレイ。
それぞれの一人娘と一人息子が駆け落ちして、父親は焦りまくり、母親は悠々たるものというコントラスト。
最初から最後まで、ずうっとどっちか酒を飲みっぱなしというのも珍しいのではないか。
竹内が生で見ると生きている福笑いみたいで、顔も身体も芝居も自由に伸び縮みしている。
沖縄に温泉があるというと、確かにあれそうだったっけという感じ。
千秋楽のシアタートップスの場内は満員で、菅原の水虫や竹内の酒乱芝居など、大受け。