prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ある子供」

2006年07月21日 | 映画
子供、というのは売られる子供というより、売るほうのガキなのね。
日本にもいくらもいる感じ。

途中から女の子が徹底して男に冷たく当たるのがリアル。それで通すのかと思った。
それにしても、子供を買う奴(五千ユーロだって)ってどういう奴なのだろう。そちらの方もブキミ。

音楽を使わず、断ち切るようなフェイド・アウトを多用した演出は単純な感情移入を許さないが、ブレッソンみたいに徹底して厳しいわけではない。
良くも悪くも、少し甘い。
(☆☆☆★)



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