prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「バルトの楽園」

2006年07月30日 | 映画
収容所のセットもだけれど、民家の再現に感心する。

日本軍人というと、バターン死の行進だのといった捕虜の非人道的な扱いの印象が強いのに反論しているみたいな映画。

日本人俳優の体格が立派なのが多くて、ドイツ人に負けていない。

ベートーベンの「第九」といったら、CDの収録時間の上限がこれに合わせたと言われるくらいかなり長い曲。それを映画のクライマックスに持ってくるとなると、相当にはしょらなくてはならなくなる。
従って、クライマックスはいささか中途半端な印象になるのが、こまったところ。
(☆☆☆)



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