光と闇の戦争っていったって正義と悪の戦いではなくどっちもろくなことをしない、「用心棒」の二組のヤクザ同士の出入りみたいで、どっちが勝ってもどうでもいい感じ。三十郎は出てこないのでなかなか争いが終わらない上、誰に肩入れして見ればいいのかよくわからない。
ロシア製ファンタジーとはいってもCGの使い方は「マトリックス」以来の荒唐無稽テイストであまり独自色なし。世界が狭くなって、いろいろな国が入り乱れるようになって世界が多様化したかというと、逆にコンビニ的にアイテムが増えてもどこも似た感じになってどうもつまらない。
(☆☆★★★)