監督ウィリアム・フリードキン(「フレンチ・コネクション」「エクソシスト」)、製作ロバート・エバンス(「ゴッドファーザー」「チャイナタウン」)、脚本ジョー・エスターハス(氷の微笑)と、過去にヒット作を作った人たちが集まって、血まみれの殺人から始まり美女が絡むのは「氷の微笑」、「チャイナタウン」では出てこなかったチャイナタウンが舞台のカーアクションは「フレンチ・コネクション」、といった自己模倣のパッチワークでこしらえたみたい。
検事たちが全員アモラルなのにあきれる。こんなのに訴追されたくないなあ。
チャイナタウンの暴走では何人も轢かれているのに、よく問題にならないもの。
題名のJADEは翡翠という意味があるみたいだけれど、作中思わせぶりに出てくる毛を保存した金属容器には漢字で「玉」とある。
(☆☆★★★)