製作費35億。これだけかけられるのは回収できる目処がつく、つまりエコが商売になる、ということ。
小学生の時は自然ドキュメンタリーが単純に好きでよく見ていたが、こう作りが大がかりで撮影技術のレベルの高さを競うようになると、かえって人工性が入ってきていったん資本主義と消費生活を達成した先進国の贅沢品って気がしてくる。いささかひねくれた見方かもしれないが。
技術が向上してスペクタキュラーになったわりに、まったく見たことのない光景は意外と少ない。
イルカや鯨が出てくるとどうしても身構えるが、イルカは小魚を巻網漁法みたいに囲い込んで逃げるところをほいほい口でキャッチするシーンだし、鯨はメスが大勢のオスたちを引き連れてその中から一頭を選ぶ光景で、別に日本を攻撃していると思しきところはなし。
松本幸四郎・松たか子の親子がナレーションを担当しているのは、命の連鎖を強調した作りに合わせてのことだろうが、若干説教くさい。
(☆☆☆)
本ホームページ
ライフ ―いのちをつなぐ物語― - goo 映画
小学生の時は自然ドキュメンタリーが単純に好きでよく見ていたが、こう作りが大がかりで撮影技術のレベルの高さを競うようになると、かえって人工性が入ってきていったん資本主義と消費生活を達成した先進国の贅沢品って気がしてくる。いささかひねくれた見方かもしれないが。
技術が向上してスペクタキュラーになったわりに、まったく見たことのない光景は意外と少ない。
イルカや鯨が出てくるとどうしても身構えるが、イルカは小魚を巻網漁法みたいに囲い込んで逃げるところをほいほい口でキャッチするシーンだし、鯨はメスが大勢のオスたちを引き連れてその中から一頭を選ぶ光景で、別に日本を攻撃していると思しきところはなし。
松本幸四郎・松たか子の親子がナレーションを担当しているのは、命の連鎖を強調した作りに合わせてのことだろうが、若干説教くさい。
(☆☆☆)
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