監督インタビューで読んだが、実際のカルトの洗脳などで家族などの人間関係などさまざまな根拠を奪われると、人間は特に後に教義や思想などを注入しなくても凶暴化するというのが実例としてあるという。
個々の概念を奪われるとどうなると言いにくいというか言葉を奪うのに近いわけだが、その分だけ今回はセリフの比重が大きくなっていて、その結果どうなるかというと毎度ながらおよそ言葉にしずらいが何か異人化あるいは異化が働いているのを得意の映像の技で見せる。
松田龍平の父優作も異人感を「家族ゲーム」や「嵐が丘」で見せていたな、と思い出した。
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