prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」

2018年08月13日 | 映画
実話ネタとはいえ男の方が強いのを証明するために女と直接対決する、というのは、プロレスで男女混淆で戦うのに近い見せ物性がもろに先行した発想。

戦うヒロインにとってはマジメだが、油断なのか余程ナメきっていたのか、直接対決などしないで口先でバカにしていた方が「安全」だったわけだが、それではショーにはならないということだろう。
とにかく話題になって商売になればいいというアメリカ的な発想がもろに透けて見える。

一方で戦って勝つだけでなくギャラにおいても並ばないといけないというのもアメリカ的。

ヒロインが同性愛的傾向があるのに自分で気づいていくのがサブプロットで、一見していかにも標準的ハンサムの夫が意外なくらい理解を見せていくのが実話ではどうなのかは知らないが気持ちいい。

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」 公式ホームページ

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」 - 映画.com

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