prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」

2021年05月05日 | 映画
チャールズ・ブロンソンそっくりのロバート・ブロンジーという人が主演して、ストーリーはブロンソンの代表作「狼よさらば」Death Wishそっくり(ご丁寧にも原題もDeath Kissと似せてある)という映画。

だけれど、パロディというわけでもなく、リスペクトというわけでもない。確かによく似ているし、ご丁寧にも日本語版ではブロンソンの吹き替えのフィックスだった大塚周夫の息子の大塚明夫が父親そっくりの声であてているのだけれど、そっくりというのは出落ちみたいなもので、それ以上の狙いがわからずどうにも挨拶に困る。似ていればそれでいいのだと開き直っている感じもする。
やたらと血しぶきが盛大に飛び散るのが、いつもより余計に飛ばしておりますという調子。