天地ほども身分に差がある皇帝と奴婢も、本物の天のもとに横たわれば違いはないのが文字通りそのまま画になった名シーン。
これに対してプラネタリウムの原型のような人工の星空も美しいが障子に妨げられている図になる。
わかりやすい。
史実と比べると、世宗大王はハングルを広めた開明的な王ではあったものの必ずしも映画のように明に対して独立的ではなかったようで、むしろ現代の韓国の不羈な空気の反映ということになるだろうか。
ハン·ジョンウとチェ·ミンシクの共演は友情と共に王の孤独と家臣の自分を認めてくれた喜びまで併せて表現している。