ジャック・ドゥミの「ローラ」に続く長編第二作。
オープニングの後退大移動撮影とミシェル・ルグランの音楽がすでに持ち前の甘美なミュージカルセンスを一捻りしたものを感じさせる。
ジャンヌ・モローがギャンブルの魅力について「贅沢と貧困の両方を味わえるから、それと数と偶然の神秘」と語るセリフがあるが、それはモローの役、さらには男にとっての女そのもののようでもある。
主人公はギャンブルに溺れる以上にモローに溺れている感。
ラスト、ハッピーエンド風だけれど、本当はどうなのだろうか。
オープニングの後退大移動撮影とミシェル・ルグランの音楽がすでに持ち前の甘美なミュージカルセンスを一捻りしたものを感じさせる。
ジャンヌ・モローがギャンブルの魅力について「贅沢と貧困の両方を味わえるから、それと数と偶然の神秘」と語るセリフがあるが、それはモローの役、さらには男にとっての女そのもののようでもある。
主人公はギャンブルに溺れる以上にモローに溺れている感。
ラスト、ハッピーエンド風だけれど、本当はどうなのだろうか。