prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「永遠の僕たち」

2012年01月20日 | 映画
主要人物が全員死と絡んでいるという珍しい作り。
事故で両親を失い自分も臨死体験をした青年、若くして死病に罹っているその恋人、さらに加瀬亮扮する特攻隊員の幽霊がしばしば現れる。
死にたくなくても自分から死んでいったというあまり世界にも例のない死に方ということになるらしい。

アメリカの軍艦に突っ込んでいった特攻隊員が英語を話すというのはかなり妙な図。最近、知覧特攻平和会館に行って隊員たちの手紙の実物を見ただけに、恋人に残した手紙という設定自体考えにくい。「大義」とか「祖国」といった大文字の概念抜きで特攻はありえないだろう。
もっとも、もともと幽霊(と決め付けるのもなんだが)なのだし、加瀬亮の演技、というよりたたずまいが自然であまり違和感はない。

デニス・ホッパーに捧げるという字幕が出たので、主演のヘンリー・ホッパーが息子であることを知る。それにしては若いなと思ったら(1990年生)54歳の時の子供。どんな親だったのだろう。もうドラッグは抜けた後のはずだが。
(☆☆☆★)

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1月19日(木)のつぶやき

2012年01月20日 | 映画
08:57 from Tweet Button
【これ聴いてます】マーラー:交響曲第1番「巨人」(シカゴ響/ハイティンク) #nml ml.naxos.jp/album/csor9019…

17:59 from Twitter for iPhone
風呂のドアの取っ手が取れたので、瞬間接着剤でいったんくっつけて一晩開けてからエポキシ樹脂接着剤で改めて隙間を埋める。これでダメならどうしよう。

21:36 from livedoor Blog
コピペ日記 : HV特集 山田洋次 50年の時が過ぎて(前編)夢を追った時代からバブル崩壊まで lb.to/zHjG1Z

by yapoono6 on Twitter

名探偵モンク シーズン5 #11~♯16

2012年01月19日 | 海外ドラマ
#11「迷える子羊」
Mr.Monk Joins a Cult
演出 アントン・クロッパー Anton Cropper
脚本 ジョシュ・シーガル ディラン・モーガン Josh Siegal Dylan Morgan

若い女性アマンダが殺害され、目撃者の証言から、彼女が1年前まで入っていたカルト教団の教祖が容疑者として浮かび上がる。カルト教団「太陽の兄弟」は “ファーザー”と呼ばれる教祖のもと、施設で集団生活をしていて、アマンダはそこから逃亡していた。しかし事件の日、教祖にはアリバイがあった。

※ モンクがカルトに潜入してミイラ取りがミイラになってしまう話。考えてみるとクローガー先生に相当程度依存しているのだから、依存体質はもともと強く、警部におまえくらい騙しやすい男はいないと言われるのも、わかっているのだね。ディッシャーがモンクに巻き込まれるのが笑わせる。クローガー先生が医者としての腕を見せる。

#12「強盗銀行」
Mr.Monk Goes to the Bank
演出 マイケル・ワトキンス Michael Watkins
脚本 ハイ・コンラッド Hy Conrad

ある夜、モンク、ナタリー、ストットルマイヤー警部、ディッシャー警部補の4人が銀行の金庫室に閉じ込められ助けを求めていた。2日前。ウェストベイ信託 銀行に強盗が入ったというニュースを見たモンクは、大慌てで銀行に駆け込む。亡妻トゥルーディの形見のブレスレットを貸金庫に預けていたのだ。

※ 銅像の真似をする芸人とさらにそれを真似するディッシャーがただのコメディ・リリーフとして現れたのかと思うと、見事に伏線として利いてくる構成がすばらしい。単純に危機を脱せずこれでもかこれでもかと手を尽くすスタミナとアイデアの豊富さ。

#13「いとしのジュリー」
Mr.Monk and the Three Julies
演出 デビッド・ブレックマン David Breckman
脚本 トム・シャープリング ジョー・トプリン Tom Scharpling Joe Toplyn

ナタリーは、娘のジュリーが車の免許の卒業試験を翌日に控え、車をねだられていた。ある日、ナタリーがモンクと一緒に事件現場の外で待機していると、警察 の無線から、殺人事件が起こり、被害者の名前が「ジュリー・ティーガー」だと聞いてしまう。ナタリーは現場へ駆けつけるが…。


#14「芸術は爆発だ!」
Mr.Monk Paints His Masterpiece
演出 アンドレ・ベルグレーダー Andre Belgrader 
脚本  Jon Wurster

廃品リサイクル店のオーナーであるベニーが店に仕掛けた盗難防止用のワナで侵入者が死亡する。高価なスーツを着た侵入者が、特に金目のものがないベニーの 店に何を盗みにきたのかは不明だった。一方、クローガー先生から創造的な趣味を持つようアドバイスされたモンクは…。

※ ゲストが「プリズン・ブレイク」のアブルッチことピーター・ストーメア。イングマール・ベルイマン演出の「ハムレット」でハムレットをやっていたのを見た時はこういう風に売れるとは思わなかった。余談だが奥さんは日本人。「ハムレット」の日本公演で来日した時に知り合ったという。
モンクが描く画がいかにもモンクが描きそうなシンプルなもの。こういうところで変なのを出して笑いをとろうとしないのがいい。

#15「謎の凶弾 前編」
Mr.Monk Is on the Run Part 1
演出 ランディ・ジスク Randy Zisk
脚本 ハイ・コンラッド ダン・ドラッチ Hy Conrad  Daniel Dratch

電気店での盗難事件に、なぜかモンクは呼びだされる。モンクが動揺しそうなものが見つかったとストットルマイヤー警部は心配していた。盗まれたのは、遠隔 操作の爆弾の材料で、現場にはスケジュール帳に記された暗号文が落ちていた。警部は、20年間に1度しか見たことがない種類の爆弾だという。

#16「謎の凶弾 後編」
Mr.Monk Is on the Run Part 2

モンクはフランク・ナンの殺害容疑で逮捕されて逃亡し、桟橋の上でストットルマイヤー警部に撃たれて海に落ちた。誰もが射殺されたと思っていたが、翌朝、 警部が待っている浜辺にずぶぬれのモンクが姿を現す。モンクを殺人犯に仕立てあげた保安官ロリンズを欺こうと、2人は偽装していたのだ。

※ スコット・グレンがゲストとなるとある程度裏が読める。
鯨のデール役が、ティム・カリーからレイ・ポーターという人に代わっている。いくらメイクが厚くても別人であることはわかるのだね。

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1月18日(水)のつぶやき

2012年01月19日 | 映画
09:42 from Tweet Button あゆ離婚!でも戸籍上は独身のまま、国内バツなし!(スポーツ報知) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-… 妙な話だけれど、ショーケンもいしだあゆみと結婚したつもりでいたら離婚する時になって初めから籍が入っていなかったなんてことあったな。10:38 from web テレビシリーズ「シャーロック・ホームズの冒険」をdevelopしたJohn Hawksworthは「第三の男」のセットデザイナーと同一人物なのではないかと思っていたが、やっぱりそうでした。簡単に確認できたことなのに、何年ほったらかしてたのやら。10:41 from web 辻邦生「西行花伝」をやっと読み出す。あ、この語り口は「市民ケーン」だと思う。11:09 from livedoor Blog コピペ日記 : LAW & ORDER シーズン17 第1話~第5話 lb.to/xPhGdW21:24 from ブクログ(booklog.jp) 【本棚登録】『スタンリー・キューブリック―期待の映像作家シリーズ (キネ旬ムック―フィルムメーカーズ)』巽 孝之 booklog.jp/asin/4873765218by yapoono6 on Twitter

「リアル・スティール」

2012年01月18日 | 映画
ロボットを身代わりにした「ロッキー」風殴り合いと、父と息子との和解とをうまく混ぜている。
近未来の話だろうに、風景は懐かしいアメリカのランドスケープ。

ロボットに意思らしい意思がな父親のボクサーとしての動きをコピーするだけくのは三角関係になる煩雑さを避けたのだろうが、名前がATOMだとややひかかります。ロボットというと日本製という印象はけっこう強いのだろうが、根本的なところで人間的にならないみたい。
(☆☆☆★)

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1月17日(火)のつぶやき→「【本棚登録】『松本清張を推理する (朝日新書)』阿刀田 高」

2012年01月18日 | 映画
09:21 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『松本清張を推理する (朝日新書)』阿刀田 高 booklog.jp/asin/4022732695

09:24 from web
Google Chrome由来の新ブラウザSRware Ironを使ってみる。ブックマークが従来のものが移されるわけではないのね。どう使うのか見当つかず。

10:15 from livedoor Blog
コピペ日記 : 金澤翔子書品展 lb.to/yMXRkm

16:05 from web
新・座頭市Ⅰ 第7話「わらべ唄が聞える」時代劇チャンネル 監督 勝新太郎 脚本 佐藤繁子 出演 新藤恵美 殿山泰司 名和宏 草野大吾

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「さらば愛しき人よ」

2012年01月17日 | 映画
チャンドラーと間違えそうなタイトルだが、バーニングが製作に噛んだ郷ひろみが殺し屋を演じる和製ハードボイルド。
監督・脚本 原田真人(現・眞人)。新作に「わが母の記」があるが、この頃は映画評論家出身というレッテルで見られており、実際まだアマチュアのしっぽがくっついている感。

冒頭で安岡力也を狙う襲撃シーン、用心棒があわててポケットからピストルを出そうとして足の甲を撃ってしまうあたりはいいけれど、命乞いしたくらいで見逃してしまうのにがっかり、まともに見る気なくした。

若き佐藤浩市が金髪にして出てくるところや、先日逝去した内藤陳など脇が凝った芝居を見せる。

そして今見ると何が問題といって、ヒロインが石原真理子という点で、どんなトンデモな展開になるだろうと余計な心配ばかりしてしまう。
(☆☆★★)

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1月16日(月)のつぶやき→「なんか最近、入試に対する受験勉強みたいに死に対する準備をしてお...」

2012年01月17日 | 映画
02:43 from Twitter for iPhone
なんか最近、入試に対する受験勉強みたいに死に対する準備をしておくのをよしとする風潮ないか。じゃあ死ぬために生きてるのか。

04:46 from gooBlog production
10月27日のつぶやき goo.gl/NY9QZ

04:48 from gooBlog production
10月29日のつぶやき goo.gl/ibYbE

09:15 from web
それにしても、ゴールデングローブ賞のTV部門の候補者は、映画では見なくなっていていつのまにこっちに来ていた、という人が多い。使える人は限られるのだろうけれど。

09:26 from Tweet Button
【これ聴いてます】死への音楽 #nml ml.naxos.jp/album/8.557411 ヴォイチェフ・キラール ブラム・ストーカーのドラキュラの花嫁

09:54 from livedoor Blog
コピペ日記 : 観世能楽堂 「研究会別会」 lb.to/whHrfn

10:00 from web
観世能楽堂は客席での飲食禁止で、かといって食堂ないし、ロビーの椅子も少ないしで、寒い中、外に出て行って食事すませなくてはいけない。困りますねえ。

22:05 from web
キネ旬ベストテン、日本映画一位と演技賞全部予想通り。別に威張っているんじゃありませんよ。誰しもだいたい見当ついたはず。

22:14 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『街場の教育論』内田 樹 booklog.jp/asin/4903908100

by yapoono6 on Twitter

名探偵モンク シーズン5 #6~♯10

2012年01月16日 | 海外ドラマ
#6「ディッシャーの大手柄?」
Mr.Monk and the Buried Treasure

演出 サム・ワイズマン 
脚本 ジョナサン・コリア

モンクは、信頼するクローガー先生がライバル患者ハロルドからのプレゼントである時計をしているのを見て激しく嫉妬。自分もクローガー先生の喜ぶことをし たいと考える。ある日、クローガー先生の息子トロイが学校をサボって友達と遊んでいると、車の中に死体を発見する。

※ ディッシャーが飲み放題のドリンクを飲み詰めに飲んでいるのが思いかけない伏線になる細かさ。
クローガー先生の息子トロイがダメ高校生かと思うと、一緒に生き埋めになったモンクの支えになるあたり、親子の関係と息子の成長物語にもなっている。


#7「えっ?アイツがヒーロー!?」
Mr.Monk and the Daredevil
演出 ジョナサン・コリア
脚本 アラン・ツァイバル

クローガー先生のオフィスの待合室で、ハロルドと鉢合わせしたモンクは、いがみ合いの応酬を繰り広げる。ハロルドが帰った後でさえ、言い負かす言葉を思い ついたから直接言いに行きたい、と言うモンクにナタリーはあきれ顔。その頃、サンフランシスコでは高層ビルをよじ登る正体不明の男が話題だった。

※ クローガー先生の奪い合いで患者同士がライバル意識を持つ、というのが可笑しい。

#8「一事不再理の壁」
Mr.Monk and the Wrong Man
演出 アントン・クロッパー
脚本 サルバトーレ・サボ

モンクは14年前に、マックス・バートンを殺人の罪で刑務所送りにしていた。そのマックスの仮釈放審査でモンクが、極悪の殺人犯は釈放の検討をするべきで はないと訴えていると突然、申請の取り下げが告げられる。なんと最新のDNA鑑定から、犯人の血液とマックスは一致しなかったというのだ。

#9「瞳に魅せられて」
Mr.Monk is Up All Night
演出 ジョナサン・コリア Jonathan Collier
脚本 アラン・ツァイバル Alan Zweibel

ある日、モンクはまったく面識のない女性を突然追いかけ始める。結局、見失ってしまうが、モンクは、なぜその女性を追いかけたのか自分でも理由がわからず 不眠症に陥ってしまう。何日も眠れずにいるモンクに、ナタリーは気分転換のために散歩に出るよう勧めるが…。

※ 殺されたはずの男が生きていて、ずっと後になってやっぱり違うところで殺されるあたりが不眠症からくる悪夢めいている。

#10「サンタコロ~ス」
Mr.Monk and the Man Who Shot Santa
演出 ランディ・ジスク Randy Zisk
脚本 ダン・スコフィールド ベン・グルーバー

街も人も浮かれるクリスマスシーズン。しかし、モンクはクリスマスシーズンに妻トゥルーディが亡くなったこともあり大嫌い。ちょうど今年は10年という月 日が過ぎ、特に不機嫌だった。ある日、渋滞に巻き込まれてイライラしているモンクに突然、空からオモチャが次々と降ってくる。

※ かなりモンクが積極的にふるまうシーンあり。これもクリスマスプレゼントか。

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1月15日(日)のつぶやき→「【本棚登録】『俺の後ろに立つな―さいとう・たかを劇画一代』さい...」

2012年01月16日 | 映画
02:22 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『俺の後ろに立つな―さいとう・たかを劇画一代』さいとう たかを booklog.jp/asin/4103257318

05:30 from Twitter for iPhone
ERの再放送を見ていて、ジョージ・クルーニーの役が医者になるまでの学費ローン11万ドルを15年で返済中という設定だった。今だとどのくらいだろう。

by yapoono6 on Twitter

「お墓に泊まろう!」

2012年01月15日 | 映画
あまりテレビバラエティは見ないのだが、深夜アニメ「ゴルゴ13」の直前に放映していた「モヤモヤさまぁ~ず2」を見て、なんじゃこれはと思った。たださまぁ~ずと大江麻理子アナが公園で滑り台を滑るだけの図がやたらおかしかったりするのだね。

裏町を歩いていてとある人家の木戸を開けると、玄関の真正面に絵が置いてあるという図が出てきて、こんなわけのわからない(モヤっていると番組では形容される)光景が本当にあって、それがわざわざスタッフが探したのを見に行くのではなくさまぁ~ずとが東京のあまりテレビの行かない町をぶらぶらしているうちに遭遇する人や文物の、いきあたりばったりなおもしろさがメインというのはゴールデンに昇格した(だけどあまり視聴率は変わらない)今では有名だけれど、そのプロデューサーの伊藤Pこと伊藤隆行プロデューサーが監督した映画というのが、これ。

業績不振により葬儀会社に買収されたという設定のテレビ東京が実名で出てくるわ、一日の放映時間が三時間しかないという実は過去にあった実例を持ち出すわ、主演のはんにゃの金田哲が伊藤P似だわ、先輩の名前がそのまま伊藤だわ、社長の名前や番組名も実名だわで、よくこんなもの通ったなと思わせるテレ東以外では考えられないセルフパロディぶり。

もともとモヤさま自体、正月の枠が開いてしまい、急遽空いていたタレントさまぁ~ずと大江アナを適当に北新宿の街を歩かせる、というだけで企画が通ってしまったらしい。そういうアバウトなところから手探りでだんだんゆるくおもしろくなってきたのであって、作りこむことが多い映画とはおよそ水と油。ゆるさがおかしさにうまく転化しない。
葬儀をできるだけバカバカしくやるというのがクライマックスなのだけれど、このあたりも実に微妙。本当だったら不謹慎だとクレームつけてくるような視聴者あるいは世間が敵になのだが、そうすると無粋になってしまうし。

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1月14日(土)のつぶやき→「コピペ日記 : 座頭市物語 心中あいや節」

2012年01月15日 | 映画
09:55 from livedoor Blog
コピペ日記 : 座頭市物語 心中あいや節 lb.to/yJi1ZY

17:36 from web
気に入ったフレーズ。「ほどほどに希望して、人生を楽しくあきらめていく」本木雅弘

17:37 from web
すべての野党が消費税廃止を訴えた選挙ってありましたねえ(遠い目)。

22:12 from Twitter for iPhone
震災で本棚がひっくり返って自炊を決めた人も多いんだろうかな。

by yapoono6 on Twitter

「マッカーサー」

2012年01月14日 | 映画
日本軍が女声の英語でアメリカ軍に降伏を呼びかける。なんだか、彼我が逆みたい。
グレゴリー・ペックは風格があるけれど、マッカーサーに視点を固定したもので俯瞰的に歴史を描くにはいささかワンマンショー的。

前半の負け戦から逆転する、I shall returnから勝ってI have returnedになるあたりは調子が一応整っているが、日本側の描写は細かく描くとややこしくなりすぎるせいかかなりはしょっていて、軍備を全面放棄した憲法草案を幣原喜重郎が主張したのをマッカーサーが受け入れあっさり決まったよような描き方だが、いったん草案をGHQが拒否したはずでしょう。日本にとってのマッカーサーを描くのを要求するのはないものねだりにせよ、朝鮮戦争に対する態度となるともっとはしょりすぎ。

結局、アメリカ内部におけるマッカーサーしか描いていない印象。
ペックがウェストポイントのマッカーサーの演説を朗々とした調子で演じるのが眼目みたいになった。
(☆☆★★★)

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1月13日(金)のつぶやき

2012年01月14日 | 映画
10:50 from Tweet Button
karapaia.livedoor.biz/archives/52059…  静寂な空気の中腐乱した人形からの声なき声が聞こえてきそうなスペインの人形工場廃墟
16:24 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『ゲゲゲの女房』武良 布枝 booklog.jp/asin/4408107271
16:50 from Twitter for iPhone
脱獄して空き巣を繰り返すなんて、映画か劇画みたいだな。
17:08 from Twitter for iPhone
乾電池使えるスマホってないかな。
17:33 from web
iCloudで撮った写真が自動でフォトストリームに保存されるのって、消したい写真消せなくて困ることあるんだよな。
by yapoono6 on Twitter

「さそり」

2012年01月13日 | 映画
前半は女子刑務所での陰惨なリンチがえんえんと続き、いったん殺されたと思われたてズタ袋に詰め込まれて捨てられたさそり(水野美紀)が、拳法の達人に拾われて鍛えられて復讐する、という元のさそりの復讐というモチーフと香港映画のカンフーアクションとをつき混ぜた作りなのだけれど、おそろしくテンポが悪くて爽快感なし。
原色のライトで照らしてなんとか画面の薄さをカバーしようとしているみたい。
水野美紀のアクションがかなり後半見られるのだけ収穫。しかし、どんな事情でバーニングを離れたのかは知らないが、しぶとくインディーズ映画に香港映画、舞台にと生き延びていますね。「干す」っていうのは、イヤなやり方だ。前近代的そのものじゃないか。
(☆☆)

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