永遠のゼロ

今日のフォト。　「永遠のゼロ」を観てきました。
昨年１２月２１日に封切し、今年１月半ばに、ようやく観て来ました。









　　 　　 　 　　 　 　　 　












百田尚樹の同名ベストセラー小説を、岡田准一主演。
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手がけてきた、山崎貴監督がメガホンをとった。












佐伯健太郎（三浦春馬）は、祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。



実は、自分と祖父・賢一郎（夏八木勲）には、血のつながりがなく
本当の祖父の名前は、宮部久蔵（岡田准一）という、ゼロ戦パイロットだった。












宮部久蔵は、終戦直前に、特攻出撃により、帰らぬ人となった。
健太郎は、宮部久蔵のことを調べるために、かつての戦友のもとを訪ね歩く。












そこで耳にした、宮部久蔵の人物像は、「海軍一の臆病者」だという内容だった。












宮部久蔵は、天才的な操縦技術を持ちながら、敵を撃破することより
生還することに執着し、乱戦になると、真っ先に離脱したと。












「家族のもとへ、必ず還ってくる」・・・それが宮部久蔵が、妻・松乃（井上真央）に誓った約束だった。












そんな宮部久蔵が、なぜ特攻を選んだのか。












生きることに執着し、生き延びようとした宮部久蔵が
特攻の現実を見て衝撃を受けた。












出撃間近に、自分の搭乗機の不調を見抜いた宮部久蔵は
若い隊員に不調機を譲り、死地に赴いた。












宮部久蔵が、生き延びて家族の元に帰るという望みを捨てたのは
多くの特攻の死の上に、自らの命があることに耐えられなかったのだ。












原作は読んでないのですが、原作から入った人は異口同音に言う。
「原作が素晴らしかったので、映画を観た。　そして泣いた」と。



２０１４年１月２９日、観客動員数５００万人を突破した。
エンドロールで流れる主題歌、サザンオールスターズの「蛍」にも胸を打つ。



蛍

作詞　桑田佳祐
作曲　桑田佳祐
編曲　サザンオールスターズ


愛の歌が途絶えるように
心の灯りが消えたの
たった一度の人生を捧げて
さらば友よ 永遠(とわ)に眠れ


青空は悲しい空
揺れる木洩れ日がせつなくて
夏が来るたびあの日と同じ
風が通り過ぎて行ったよ


涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
また逢うと約束をしたね


何のために己を断って
魂だけが帰り来るの?
闇に飛び交う蛍に連れられ
君が居た気がする


生まれ変われたなら
また恋もするでしょう
抱(いだ)き合い命燃やすように


涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
夢溢る世の中であれと
祈り










敬?