
今日のフォト。 「サクラサク」(2014年4月)













大崎俊介(緒方直人)47歳。
大手電機メーカーの部長で、部下にも信頼が厚く、将来を有望される優秀な男。

家に帰れば、美しい妻・昭子(南 果歩)に2人の子供
そして俊介の父・俊太郎(藤 竜也)の5人暮らし。

一見、何不自由ない幸せな暮らしぶりだが、仕事に没頭するあまり
また、俊介の一度きりの浮気などで、妻との関係は冷え切り
2人の子供たちも上手くいかず、家庭はバラバラだった。

そんな時、同居している俊介の父が、認知症になった。
対処できない、妻・昭子。

不登校で高校退学した、俊介の息子・大介が、家族に内緒で
祖父のために、おむつの買出しから、廃棄までをしていた。

俊介は、父を連れて、家族全員で、旅に出ることを決める。

そして父・俊太郎が生まれ育った福井県へと出発する。

諏訪(長野県)、勝山・美浜(福井県)と、風光明媚な街を
旅していくうちに、家族の心は次第に打ち解けてゆく。

認知症の俊太郎に、昔を思い出させてやりたいとの想いが
次第に、家族に温かい心を取り戻させてゆく。

タイトルの文字は、書家・紫舟さんの作品。

親子の絆、家族の絆を 深く考える物語でした。
さだまさしさんが、ご自身のお父さまとの思い出を元に書いた作品だそうです。