今日のフォト。 東大寺二月堂本尊。
19時に大鐘が撞かれ、それを合図に「お松明(おたいまつ)」が上げられた。
大きなお松明を持って、練行衆が階段を駆け上り、二月堂本尊へと上ってゆく。
二月堂修二会は、本尊の「十一面観音」に対して
自らの罪を懺悔し、天下泰平や五穀豊穣を祈る、法要です。
高く掲げられたお松明。
燃え盛るお松明が、振り回される。
そしてお松明を持った練行衆が、舞台を走る。
降り落ちる火の粉が、無病息災をもたらすと言われ
たくさんの参拝客が、二月堂の下に集まり、その火の粉を浴びる。
この日のお松明は、長さ6~8m、重さ40kg、お松明の数は10本。
(3月1日~11日、13日、14日)
そして12日だけは、全ての練行衆が、お松明を持って上堂するので11本。
12日のお松明は、長さ8m、重さ70kg (修二会 – Wikipediaより)
寒風に煽られると、本尊の舞台から、滝のように流れ落ちるお松明の炎は
とても厳かで、壮大で、胸にこみ上げてくるものがある。
東大寺のお水取りが終わると、関西にも春が訪れる。
撮影の場所取りのため5時間待って、修二会(お水取り)は、20分。
寒さの中、ロケが終わりました。 まもなく春が来る。
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