
今日のフォト。 大阪を出た時は、晴れだったのに、五個荘では雨が降って来ました。

それも結構強く・・・。 付いてないな~。
でもお雛さまは、部屋の中だからと、気を取り直す。








近江商人屋敷、外村 繁邸。
商家に生まれながら、文学の道に進み、数々の賞を受賞した、大作家・外村 繁氏の実家。

先ず、迎えてくれたのが、明治時代のお雛さま。

そして今年の「商家に伝わるひな人形めぐり」のポスターは
外村 繁邸の親王飾りのお雛さまなのです。

右側の床の間に飾られていた、このお雛さまがポスターになりました。

立派な簪(かんざし)や、冠をつけているお雛さまです。
当時、当主だった外村吉太郎氏が、明治31年に生まれた長女
「と志」の成長を祈って揃えた新王飾り。 「と志」は、外村 繁の実姉。

三人官女の他に、ひな壇には「狆引き官女(ちんびきかんじょ)」がいることがあります。
犬は安産なので、犬にあやかって、お産が軽くなりますようにという願いから飾る。

こちらは、奥の座敷にあったお雛さまです。

2階にもお雛さまが、飾られています。

三人官女の美しいこと。

三人官女と五人囃子は、結構近くにいるのですね。

少し下向き加減に、伏し目がちのお雛さま。
その横にいたお内裏さまが、心配そうに。(笑)

美しいお雛さまばかりでした。 うっとりしながら写真を撮らせていただきました。

「五個荘・商家に伝わるひな人形めぐり」も、今年で20周年。
商家に伝わる御殿雛など、家宝雛を始めとした、古くは江戸時代から
そして近江の麻をまとった、現代の創作雛人形など、約100組を見ることができます。

外村 繁邸の部屋にあった、「天秤棒を荷う近江商人の像」
「商家に伝わるひな人形めぐり」は、2015年2月1日~3月29日まで開催中。
私の「ひな人形めぐり」、まだまだ続きます。
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