マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

東大寺二月堂修二会

2025年03月07日 | イベント・行事

 

今日のフォト。

春を呼ぶ、東大寺二月堂修二会。

2025年3月1日~3月14日まで。

 

今日のブログは、過去Picより。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

お松明を持った童子(どうじ)の顔に

火の粉がふりかかる。

 

 

 

 

お松明に、火を点ける。

 

通常の松明

重さ=60kg 長さ6m

 

籠松明(12日の夜)

重さ=80kg 長さ8m

 

 

 

 

 

お松明を担いだ童子が、階段を駆け上がる。

次のお松明が行くために、階段の火の粉を掃き払う。

 

 

 

 

 

ひし形の釣燈籠は、修二会の時にだけ吊るされる。

 

 

回廊に

火の粉舞い散る

二月堂

大和の春よ

命日近し

 

 

私の親戚縁者には

3月に祥月命日の人が4人いる。

4人とも私の人生に、深く関わり

絶大な影響を与えた人たちです。

 

私も逝く時は、3月と決めている。

卒業の季節だし、ケジメの時

私にとって、3月は故人を偲ぶ月です。

 

 

 

 

 

二月堂の舞台を童子が走る。

童子の肩に、お松明がくいこむ。

 

燃え盛るお松明。

熱かろう、重かろう。

 

 

 

 

天平勝宝4年(752年)に始まった修二会は

今年、1274回目を迎えます。

 

 

 

 

二月堂の舞台の下で見守る観客。

 

落ちてゆく火の粉を浴び

燃えがらを持ち帰ると

その年は「無病息災」に暮らせると言われる。

観客から、歓声があがる。

 

古都・奈良、東大寺二月堂修二会。

お水取りが終わると

ようやく大和路にも、春が訪れる。

 

 

 


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