MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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リンク先サイトの追加に関するお知らせ(070717)

2007-07-17 | Weblog
本日も「MAKIKYUのページ」をご覧頂きありがとうございます。

本日より「みゃあみゃあのトーク&トーク」(みゃあみゃあ様) <相互> とのリンクを開始致しましたのでご案内致します。

このページは「鉄道の旅から始まる、旅の世界。そんな世界へご案内します。」という事で、各地の汽車旅に関する記事などを取り扱われたブログで、リンク集(1)から随時リンク可能な他、新着ページとしてトップページのBOOKMARKにも周知期間として1週間~10日程度の間掲載致します。

なお「MAKIKYUのページ」では鉄道・バス関連サイトや韓国・中国関連サイトをはじめ、それ以外の内容を取り扱ったサイトを含めてリンク先サイト様を引き続き募集しておりますので、「MAKIKYUのページ」へのリンク希望される方はコメント欄或いはメール(連絡先は「このページについて」の項目に記しています)にてお知らせ下さい。


JR東日本 185系電車(踊り子号用)~特急車としてはやや難ありですが…

2007-07-17 | 鉄道[首都圏・JR]

昨日MAKIKYUは所用で東海道線を利用する機会があり、同線の普通列車を利用したのですが、MAKIKYUが乗車する時間帯は少々時間をずらすと乗り得な車両が運用され、時間にも余裕がありましたので、少々時間を調整してこの車両が来るのを待つ事に…

その車両が今日取り上げる185系と呼ばれる電車で、この車両は国鉄末期の1980年代前半に製造されて首都圏に配備された特急形車両ですが、特急以外に普通列車などでの運用も想定してグリーン車を除く各車両にはやや幅広のドアを2箇所ずつ設けており、また客窓が開閉可能な事は、特急車として新造された車両としては異例とも言えます。

客室設備は製造当初、転換式クロスシートを装備しており、同時期に製造されて関西の新快速などに導入された117系電車とはドア配置やデッキの有無などを除くとほぼ同レベルの車両ですので、特急用としては随分見劣りがするものでしたが、近年ではリニューアルに合わせて座席を回転式リクライニングシートに取り替えていますので、一応特急車としてそれなりのグレードを誇るものになっています。

リニューアルに際しては、塗装も踊り子号などで使われる車両は白に緑とオレンジ色に改められており、この塗装で使用されている車両の大半は0番台と呼ばれるグリーン車組み込みの10両編成と増結用5両編成の車両ですが、200番台と呼ばれる寒冷地対応の車両も一部含まれており、こちらはグリーン車1両を組み込んだ7両編成となっていますので、識別も容易です。

現在踊り子号などで使われる車両ではこれら3つの編成を使い分け、5両~15両(東京周辺で見られるのは専ら7両編成単独か、10両以上の編成ですが…)で首都圏から伊豆方面へ向かう特急踊り子号をはじめ、一部の北関東方面へ向かう特急列車やライナー列車、それに「はまかいじ」と呼ばれる横浜方面から横浜線を経由して中央線方面へ向かう臨時特急などに使用されますが、座席を取り替えたとはいえシートピッチが狭く足元もやや窮屈に感じられる事もあって、特急として長時間乗車するにはやや難ありという感があり、普通運賃(定期券も可)に500円の追加料金で乗車できる湘南ライナーなどのライナー列車(これは車両の当り外れが著しく、中には普通列車でも勘弁願いたい車両も運用されていますが…)での運用が、この車両の設備や競合路線との兼ね合いなどを考えると妥当な所といえます。

ただ中には少数ですが、特急列車やライナー列車への車両送り込みなどの運用上の関係で写真の様に普通列車で運用される事もあり、これは2ドア車ですので3ドア車や4ドア車が殆どの東海道線においては乗車位置が異なり、各駅のホーム上で繰り返し案内を流していても混乱する不慣れな乗客の姿を散見する程ですが、普通車であれば普通列車グリーン車(2階建て車両)と大差ないグレードの車両に普通乗車券のみで乗車できますし、またグリーン車は特急用だけあって設備的にも普通列車用とは比べ物にならないグレードを誇ります(MAKIKYUは乗った事がありませんが…)ので、非常に乗り得な存在です。

また近年、オレンジ色と緑色の湘南色と呼ばれる塗装を纏った113系と呼ばれる国鉄時代に導入された車両が東海道線東京口(JR他社では今でも東海道線で走っている区間がありますが…)から引退し、ステンレス製の車両ばかりになった現在では、リニューアルされたとはいえ国鉄を色濃く残す車両という意味でも東海道線東京口では貴重な存在となっていますので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様もこの車両が普通列車で走っている姿に遭遇された際は、是非乗車されてみては如何でしょうか?