先日MAKIKYUが東急バスに乗車した際、やって来た車両に関しては今日の記事で取り上げましたが、その車内には小児運賃割引キャンペーンの掲示が…
最近神奈川県内(東京都内の一部なども)では多数のバス事業者が土日・祝日や夏休み期間など、学校が休校となる時期に小児運賃を一律50円とするキャンペーンを行っており、何年も前にMAKIKYUが神奈川県内随一の規模を誇る民営事業者のバスに乗車した際などは随分感心させられたものですが、この様な試みは家族でのお出かけでの運賃負担軽減~自家用車利用の減少による道路事情改善や環境負荷低減にもつながりますし、路線バスを利用する習慣を小さい内から身につける意味でも大いに評価できるものと感じます。
(大都市圏はともかく、地方などでは公共交通機関を利用すること自体が稀という状況が当たり前で、MAKIKYUの知る範囲でも地元のバス事情が分からないという人物を複数知っていますので…)
なお小児運賃50円の企画に関しては、事業者によっては「ちびっこ50円キャンペーン」などと告知しており、対象日には車外にマグネット式のステッカー(これも各者で差異があり、中にはイメージキャラクターが描かれたものも見かけます)を掲出している姿も見かけますが、この制度は事業者によって多少の違いがあり、小児50円運賃は現金のみとしている事業者と、バス共通カードなどでの支払いを可能としている事業者が混在(それも場合によっては路線を共同運行)していますので、利用の際は注意が必要です。
また東急バスでは写真の告知にある様に、一回乗車だけでなく一日乗車券も150円に割引発売しており、元々が全線通用で大人500円(小児250円)という路線網を考えると割安感がある乗車券ですのでかなりお得な感がありますが、MAKIKYUが小学生の時期には小児運賃50円などという企画はなかった筈で、現代の小学生が少し羨ましくなってしまいます。