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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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東急バスの小児運賃割引キャンペーン~期間限定の小児一日乗車券も…

2007-07-28 | バス[首都圏]

先日MAKIKYUが東急バスに乗車した際、やって来た車両に関しては今日の記事で取り上げましたが、その車内には小児運賃割引キャンペーンの掲示が…

最近神奈川県内(東京都内の一部なども)では多数のバス事業者が土日・祝日や夏休み期間など、学校が休校となる時期に小児運賃を一律50円とするキャンペーンを行っており、何年も前にMAKIKYUが神奈川県内随一の規模を誇る民営事業者のバスに乗車した際などは随分感心させられたものですが、この様な試みは家族でのお出かけでの運賃負担軽減~自家用車利用の減少による道路事情改善や環境負荷低減にもつながりますし、路線バスを利用する習慣を小さい内から身につける意味でも大いに評価できるものと感じます。
(大都市圏はともかく、地方などでは公共交通機関を利用すること自体が稀という状況が当たり前で、MAKIKYUの知る範囲でも地元のバス事情が分からないという人物を複数知っていますので…)

なお小児運賃50円の企画に関しては、事業者によっては「ちびっこ50円キャンペーン」などと告知しており、対象日には車外にマグネット式のステッカー(これも各者で差異があり、中にはイメージキャラクターが描かれたものも見かけます)を掲出している姿も見かけますが、この制度は事業者によって多少の違いがあり、小児50円運賃は現金のみとしている事業者と、バス共通カードなどでの支払いを可能としている事業者が混在(それも場合によっては路線を共同運行)していますので、利用の際は注意が必要です。

また東急バスでは写真の告知にある様に、一回乗車だけでなく一日乗車券も150円に割引発売しており、元々が全線通用で大人500円(小児250円)という路線網を考えると割安感がある乗車券ですのでかなりお得な感がありますが、MAKIKYUが小学生の時期には小児運賃50円などという企画はなかった筈で、現代の小学生が少し羨ましくなってしまいます。


東急バス・虹ヶ丘営業所のふそうワンステップバス~最近のバスにしては個性が…

2007-07-28 | バス[首都圏]

先日「MAKIKYUのページ」では小田急線の新型通勤車・4000形を取り上げましたが、MAKIKYUが新百合ヶ丘でその姿を捉えた後は、路線バスであざみ野へ向かう事に。

この路線は小田急バスと東急バスが共同運行しており、川崎市と横浜市に跨る路線という事もあって、運賃は川崎市内区間のみ乗車の場合は200円、横浜市内及び横浜~川崎跨ぎで乗車の場合は210円(共に大人普通運賃)となっているのが特徴ですが、MAKIKYUが乗車した際は東急バスの車両が乗り場に既に停車しており、このバスに30分程揺られる事に…

ちなみに写真は新百合ヶ丘駅に停車していたたまプラーザ駅行きの東急バス(こちらは本数が少ないです)で、乗車した車両とは番号違いながら同じタイプのワンステップバスで、この車両は中扉が一時首都圏でも結構流行った4枚折戸となっている事が大きな特徴で、九州の西鉄などは大半がこのタイプですが、最近首都圏では低床車の導入と共に車両の標準化が進んでおり、特にノンステップバスでは国土交通省標準仕様車が多数導入されていますので、何処の事業者のバスに乗っても似た様なバスばかり…といった状況になっています。

しかしこの車両は以前3扉車を導入しており、団地輸送などで多数の乗客が見込まれる土地柄もあって、輸送力を確保するために他の車両に比べて車体長も長めになっているのが特徴で、これでは新百合ヶ丘~あざみ野間の路線で途中に介在する坂道のS字カーブ箇所などは少々難儀しそうですが、乗降性を高めるための中4枚折戸と共にインパクトは充分で、また車内の座席配置も中扉から後ろが3向きシートになっているなど、比較的新しいバスにしては結構個性的な車両となっています。

このタイプの車両は虹ヶ丘営業所に所属しており、同管内の路線が多数発着するたまプラーザやあざみ野をはじめ、この写真撮影地である新百合ヶ丘などでも姿を目にする事が出来ます。

また横浜市内では似た様な車両(車内の座席配置は未確認)が江ノ島電鉄でも活躍しており、こちらも戸塚駅周辺などで目にする事が出来ますので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様もこの方面へ足を伸ばされる機会がありましたら、是非注目されてみては如何でしょうか?