術後管理として脈拍や血圧などを常時チェックし、画面に表示する装置がICUで患者の頭付近に設置されますよね。
私が手術後ICUに移り家族の入室が許可されたとき、長女が撮影したモニターが写真のものです。
上から
HR、ABP、PAP、CVP、RESP、SpO2が数字や波形で表示されています。略語ばかりですが意味は以下の通りです。
HRは脈拍(Heart Rate)
モニターでは92ですから、かなり早いですね。
ABPは動脈圧(Arterial Blood Pressure)
モニターでは96/56(67)となっていて、最高96、最低56、平均67でした。
PAPは肺動脈圧(Pulmonary Artery Pressure)
モニターでは18/12(14)となっていて、最高18、最低12、平均14でした。
正常値は17-32/8-15なので、正常範囲内でした。
CVPは中心静脈圧(Central Venous Pressure)
右心房に入る直前の静脈圧のことで、モニターでは7でした。正常値は5~10なのでOKです。血圧の単位は通常mmHgですが、CVPについてはcmH2Oです。
RESP(Respirator)は人工呼吸器のことで、モニターの数値12は1分間の呼吸回数と思われます。
SpO2は経皮的動脈血酸素飽和濃度(Saturation Percutaneous O2)
単位は%、モニターでは100となっていて完璧な数値です。この時は人工呼吸中で酸素濃度が高く、100%になったと思われます。空気呼吸では良くて98~99です。
そう言えば、ICUを出て個室に入り数日過ごしました。その間ベッドにいるときは鼻腔カニューレにより酸素が供給されていました。ベッドを離れるときはカニューレを外して通常の空気呼吸となりましたが、特に息苦しいこともなかったのであの酸素吸入はあまり必要なかったかもしれません。
診療明細書を見ると酸素の量は全部で12.6キロリットル、アバウトですが1~2リットル/分の供給量だったと思われます。12.6キロリットルと言うと、4畳半の部屋の容積より少し少ない程度です。
波形をよく見ると何とか動いてるって感じの心臓で、結構乱れているように思えます。
私が手術後ICUに移り家族の入室が許可されたとき、長女が撮影したモニターが写真のものです。
上から
HR、ABP、PAP、CVP、RESP、SpO2が数字や波形で表示されています。略語ばかりですが意味は以下の通りです。
HRは脈拍(Heart Rate)
モニターでは92ですから、かなり早いですね。
ABPは動脈圧(Arterial Blood Pressure)
モニターでは96/56(67)となっていて、最高96、最低56、平均67でした。
PAPは肺動脈圧(Pulmonary Artery Pressure)
モニターでは18/12(14)となっていて、最高18、最低12、平均14でした。
正常値は17-32/8-15なので、正常範囲内でした。
CVPは中心静脈圧(Central Venous Pressure)
右心房に入る直前の静脈圧のことで、モニターでは7でした。正常値は5~10なのでOKです。血圧の単位は通常mmHgですが、CVPについてはcmH2Oです。
RESP(Respirator)は人工呼吸器のことで、モニターの数値12は1分間の呼吸回数と思われます。
SpO2は経皮的動脈血酸素飽和濃度(Saturation Percutaneous O2)
単位は%、モニターでは100となっていて完璧な数値です。この時は人工呼吸中で酸素濃度が高く、100%になったと思われます。空気呼吸では良くて98~99です。
そう言えば、ICUを出て個室に入り数日過ごしました。その間ベッドにいるときは鼻腔カニューレにより酸素が供給されていました。ベッドを離れるときはカニューレを外して通常の空気呼吸となりましたが、特に息苦しいこともなかったのであの酸素吸入はあまり必要なかったかもしれません。
診療明細書を見ると酸素の量は全部で12.6キロリットル、アバウトですが1~2リットル/分の供給量だったと思われます。12.6キロリットルと言うと、4畳半の部屋の容積より少し少ない程度です。
波形をよく見ると何とか動いてるって感じの心臓で、結構乱れているように思えます。