晴、10度、70%
庭にはすでに早春に咲く花たちの蕾が見え始めました。まだ固い緑の蕾です。葉を落としたそのすぐ後から蕾は膨らみ始めます。寒い日をいく日も乗り越えて色付き、花咲かせます。一つ一つの蕾を愛おしいと思いながら、せっかちな私は早く咲いて欲しいとも思います。
掃除をしていてうっかりと落とした「ラベンダー」の蕾を部屋に挿していると、小さな花が一つ紫に染まっています。葉からはあの「ラベンダー」の香りが立ち上がります。
「いちご」の蕾がまた開きました。4つほどすでに緑の「いちご」になり始めています。「赤くならなくてもいいよ。」と声をかけます。 生きている証を見せてくれるだけでこの時期の庭では嬉しいものです。
丸い大きな蕾をつけたまま2ヶ月、「椿」です。あと2本の椿も花芽が膨らんでいます。待ち遠しい、「お正月前に咲いてくれるといいなあ。」と撫でてやります。
「沈丁花」「花桃」「つつじ」も小さな花芽を蓄えています。蕾ではありませんが「レモン」が色付きました。 今年も豊作、もうすぐ友人たちの元に送り出します。冬の庭、私も草木も今から寒さを越します。