曇、5度、74%
電話のベルと共にスマホを見て義母の入所先の施設名が出ると一瞬身構えます。同じような境遇にいらっしゃる方は皆さん同じでしょう。「何かあったかしら?」義母が病気であれ怪我であれ万が一でもすぐ動かないといけないのは私です。病院の手配、諸手続き、その時に備えてどう行動するかを常々考えて来ました。先日の電話は寒くなり肌が乾燥している、やや便秘気味だという報告でひと安心しました。
すぐに体や頭を洗う石鹸類を刺激の少ないものに変え届けました。薬の処方も施設側が望んでいます。昨日はふた月に一度の薬をもらいに行きました。義母は施設からの外出は「オミクロン」で許されません。私一人です。内科と整形外科で処方していただきます。時折ベットから滑り落ちたり大きな痛みや骨折はありませんが、予防、気休めの痛み止め、骨を強化の薬を整形外科よりもらいます。内科では数十年飲み続けている高血圧の薬が処方されます。加えて「便秘」の薬をいただきたいと医師に話しました。
以前から薬の量の多さが気になっています。本人が飲みたくないとか言っているわけではありませんが私には多く思われます。内科医にそのことを告げました。血圧の薬は同じものの服用を勧められました。「便秘」とばかり侮れませんが、「便秘」にはできたら「漢方」のような薬がいいと言いました。「漢方」だって薬です。でも幾分でも穏やかではないかと思います。医師も同意してくれて「漢方」を処方してもらいました。痛み止めの塗り薬、乾燥肌の塗り薬も含めて、見出し写真の量が義母の薬です。
ふた月分とはいえ、一日の服用量はかなりです。大きな疾患ではなくてもこの量、いずれ見直さなくてはと思います。外の寒さ、コロナの蔓延など気にもせず、温かな施設内で暮らせることはありがたいことです。職員の方に薬を手渡しながら、年末年始もなく働いてくださることに心から感謝します。
月曜日いつもは大勢の患者さんですが、この寒さとオミクロンの勢いとで珍しく空いていた病院でした。 義母、この冬も乗り切ってくれそうです。