曇、4度、67%
年末に小さな蕾を見つけたクリスマスローズが開きました。蕾が膨らみ、今か今かと待ちます。すぐに消えてしまう雪が舞う昨日、3株のうち2株が開花しました。
5年前、帰国と同時に友人の庭から送られて来た「クリスマスローズ」です。「クリスマスローズ」は種植えから開花まで数年かかります。いただいた株には花芽がついていました。年々株が太りました。花数も多くなりました、
帰国前から自分の庭には「ラベンダー」と「クリスマスローズ」を植えると決めていました。でも、庭のどこに何をとプランができないまま、庭仕事をスタートさせました。「3年はかかるわね。」「いや5年かな。」庭土をいじりながら、植物相手の庭造りの先を思いました。
「ローズマリー」もはじめに植えたところから移植しています。私が育った家ですがこの家を出て42年ぶりの帰宅です。季節による日当たりすらつかめません。はじめの1年は日の射し方を探りました。
昨年いただいた「黒いクリスマスローズ」は鉢植えです。地植えの3株は、5年前いただいた2株に私が一株買い足しました。毎年色が若干ですが変化します。親株の脇の地面から新しい芽が出て花をつけたこの真っ白は、 一重です。
昨年の残暑で根腐れを起こして半分になった赤い「クリスマスローズ」は今年はやや紫がかかった濃い色です。 今日明日中に開くでしょう。見出し写真の八重咲きを4年前買い足しました。薄黄色の花びらのリムにうっすらピンクが入っています。
枯葉を摘むくらいで特に手をかけているわけではありません。地植えにすると水遣りも真夏ぐらいです。今から数ヶ月次々に咲き続ける「クリスマスローズ」です。
黒い「クリスマスローズ」が小さな株なのに花をつけたことを不思議に思い調べてみました。やはり品種改良が進んでいるようです。しかも交配で新しい品種を作るのが容易だそうです。素人でも受粉によって花色、花の形や株の大きさを新しく作ることができると聞きました。
心に決めていた5年目の庭造りに入ります。 我が家の庭は友人たちから送られて来た草木が一年一年大きく育っています。ありがとうございます。