晴、6度、74%
一昨日、義母が入院した病院のお支払いとお礼に行きました。病院を出て駐車場の車に戻った時のことです。体がシートに沈み込むような、重心に引かれるような重い感覚を覚えました。「疲れた。」と自然に言葉が出ました。あっ、疲れてるんだと初めて気付きました。
家に帰って、もそもそとベットに潜り込みました。30分後目が覚めました。ぐっすり眠ったようです。30分で目が覚める時は病気ではありません。ヨシヨシと起きました。ちょうどおやつの時間です。長いこと寝かせておいた「ブランデーケーキ」を出してくることにしました。「ブランデーケーキ」は賞味期限が長いものですが、その賞味期限を数ヶ月置くとまた美味しさが倍増します。あの高温多湿の香港ですら自分で焼いた「ブランデーケーキ」を一年置いて食べていました。常温保存です。
東京奥沢のロアールの「ブランデーケーキ」も毎年友人からいただくものの一つです。ケーキの生地が細かくてしっかりブランデーが沁みて重いケーキです。 クラシックな包みを開ける時、待ちに待ちましたよ、と心で思います。薄い銀紙に包まれた「ブランデーケーキ」賞味期限を過ぎてもアルコールのおかげで、 元気です。ブランデーの香りが深い落ち着きに変わります。
とっておきのおやつです。一切れ大事に切りました。たっぷりのお紅茶と一緒にいただきます。
このロアールは息子一家も好きなお店で、孫娘のお誕生日には特別なエクレアを作ってくださるそうです。お店のご夫婦に可愛がっていただいている孫娘です。私はまだ訪れたことがありません。変わらぬ味を作り続けるお店は好きです。
慌ただしい十日が過ぎました。「疲れた」などと口にすることが普段ない私も疲れが出てきました。まだしなくてはならないことが山積みですが、今日の日曜日ものんびりと過ごすつもりです。
「ブランデーケーキ」の一切れが元気をくれました。実はもう残っていません。一本を二日で食べてしまいました。とっておきのおやつです。