晴、16度、87%
岩手の海産物を生のまま詰めた「瓶丼」を頂戴したのは、ふた月ほど前のことです。小瓶にご飯の上にかけてすぐ食べることの出来る海鮮が入っています。 「瓶丼」なるものがあることを初めて知りました。すぐに食べたいのをグッと我慢しました。こんな珍しいもの主人も知らないはずです。主人の帰宅を待ちました。
先月末、主人が帰宅しました。その頃合いを見計らうように、岩手の新米を送ってくださいました。新米は毎年いただくのですが、南の福岡のお米とはもっちり感が違います。一年に一度の贅沢とそのお米をいただきます。昨日のお昼ご飯、岩手の新米を炊いて、「瓶丼」をのせました。
主人は「イカ」、 私は「サーモン」どの瓶にも「いくら」と「モズク」が入っています。真っ白なご飯に生える色合いです。生ですがうっすらとお味が付いています。私はそのままいただきました。主人はほんの少しお醤油を垂らしました。二人とも大満足なお昼ご飯です。
数十年、日本を離れて生活しました。帰国後7年、今だに知らない事や物の多さに驚きます。送り主の友人とも40年近くのお付き合いです.家族ぐるみのお付き合い、私の小さなことまでご存知です。主人と二人、長いお付き合いを感謝しながらのお昼ご飯、食べ物のおいしさに友人の気持ちまでが満福にさせてくれました。「いつもありがとう。」
残りのひと瓶、「ウニ」は今日届く「新蕎麦」と一緒に、主人と半分こするつもりです。