チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

パネトーネ、クリスシュトレイン

2023年12月06日 | クリスマス

晴、9度、82%

 例年よりひと月近くも遅くなりました。やっと、「パネトーネ」「クリスシュトレイン」を焼きました。今までのレシピを大幅に変更しました。「クリスシュトレイン」はドイツではそのバターの含有量が60%を越えるものにのみその名前が許されるのだそうです。バターが多くなれば当然生地は扱いにくくなりますし発酵にも時間がかかります。クリスマスのひと月前から少しづつ食べる「クリスシュトレイん」ですが、寝かせた方が美味しくなるこの手のケーキ、食べ始めるのは年明けになりそうです。

 「パネトーネ」の広告が目につくようになりました。1キロを越えるイタリアからの輸入品は1万円近い値段です。今年も酵母は「パネトーネマザー」を使いました。発酵させるとこの「パネトーネマザー」が香ります。「パネトーネ」の優しい甘い香りはこの酵母の匂いです。フルーツを混ぜ込む段になって、「アーモンドスライス」がないことに気付きました。スーパーまで歩いて5分ですが、手持ちの「マジパン」を混ぜました。「パネトーネ」は他のナッツで代用すると香りが変わります。あくまでも優しい甘さが持ち味です。 

 バターたっぷりの「シュトレイン」は成形が難しい、おくるみに包まれたキリストを模ったように優しく折りたたみます。 どちらの生地も冷蔵庫で一晩寝かせました。緩やかな発酵は香りを育みさまざまなフルーツの甘みを引き出します。「パネトーネマザー」は発酵力が緩やかなので、型に入れて半日かけて最終発酵でした。台所に籠って一気に焼き上げました。

  ラッピングして納戸の奥に置きます。旨味や香りが熟成、凝縮します。こうして家族の帰りを待ちます。

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