雪、3度、70%
台所の洗い物で水を流しながら洗うのは水が勿体ないと感じます。「水ケチ」と自称しています。香港で一番長く住んだフラットでは2槽式のシンクでした。水を止める弁もついていました。小さい方は常に洗い物専用でした。この家の改築で新しく流しを探す時、2槽式か大きなシンクがいいか悩みました。大きなシンクの空間が好もしく思えました。そこで、洗い桶を使うことにしました。
実際に探し回るよりネットの方が品数が圧倒的に多いのですがサイズ感覚が不安です。漂白に使うこともありますので金属製ではなくプラスチックを探しました。姿、形、色が気に入ったのは現在も使い続けている品でした。しかも真ん中に水を流す弁がついています。手で捻るだけで、桶を傾けることなく排水できます。7年間一度も不具合がありません。白い色は汚れが目立ちますから洗い物のついでにスポンジでひと洗い。一日幾度も使う「洗い桶」を久しぶりにまじまじと眺めました。綺麗な形です。刃物傷が少しありますが7年使ったとは思えません。
「洗い桶」に限らず気に入った身近な品は、故障が来て使えなくなったらまた同じものをリピートします。最近同じ「洗い桶」を売っている店を見つけました。製造元が作り続けてくれることを願います。改めて毎日使う物の大事さを感じます。