晴、29度、87%
今、日本では宮崎産の「ライチ」が話題です。一粒千円、粒の大きな「ライチ」です。贈り物に買ったことはありますが私は口にしたことがありません。香港生活30年間、夏に「ライチ」は大きな楽しみでした。香港の市場の大きなカゴに並ぶ「ライチ」はほとんどが中国深圳から入ってきた「ライチ」です。写真のように枝を束ねて売っています。私は主人の深圳への出張が待ち遠しかった。なぜなら帰ってくる時は手提げカゴいっぱいの「ライチ」2ポンド(5キロ)ほどを持って帰ってきてくれるからです。季節になると道端に「ライチ売り」が並びます。その「ライチ」をお風呂場で洗って必ず冷蔵庫で冷やして食べました。冷たい方が美味しい!主人も食べますが、私はその2ポンドの「ライチ」をほとんど1日で食べてしまいました。
一昨日も香港から帰宅した主人のトランクを開ける側で、出てくる物を一つ一つ楽しみに受け取ります。「ライチ」を見るとどんなに少なくても大喜び、1キロもありませんが、一晩冷蔵庫に置いて翌朝食べました。瑞々しい果汁が溢れます。甘過ぎないこの果汁は夏の暑さに程よく体を潤してくれます。もちろんこのひと束、一度に全部私のお腹に収まりました。幸せです。
私にとって夏の果物は「ライチ」です。お腹いっぱい、美味しい、嬉しい香港からの土産です。