晴、23度、87%
本を読んでいると、知らない地名が出て来たり、はてどこの県の町だったかと?確認するためにスマホを開けます。地図アプリを動かします。指先で地図を拡大縮小できます。国の中ではこの辺り、縮小すれば街の様子も掴めます。便利ですが、私はこの地図機能が苦手です。
360度回してその地点の街の様子を見るのは楽しい、よくぞここまで地図がと思い時間の経つのも忘れて遊ぶことがあります。。3次元的な使い方ではなく、平面として地図を見る時、その全容が掴めないのが不安にさせます。縮小拡大を繰り返していると肝心のピンポイントがどこかに消えることもあります。街と街の距離感覚が分かり辛いとも感じます。
昨日はアメリカの「メイン州」の位置確認でスマホを開けました。カナダに近接の北部の州です。気候や街の様子を想像します。この「メイン州」からさてニューヨークまではと地図を拡大しました。車で行ける距離なのか?飛行機ならどれくらいかかるのかと拡大しました。ニューヨークがメイン州の南であるのはわかりますが、拡大すると都市名が消えてしまします。アメリカの東海岸を拡大縮小すること数分。一目ではわかりません。とうとう、「地図帳」を出して来ました。 昭和47年刊行の地図帳です。 「メイン州」を開けました。目を下に動かすだけでニューヨークの位置が確認できます。ハイウェイを走れば車でも行かない距離ではなさそうです。
車のナビには感じないのに、スマホの地図機能には不便さがいつも付きまといます。それでも縮小拡大しながら、時には山や川をかぶせて、スマホの地図で遊びます。「慣れることかな?」と思いながら、「地図帳」はいつも机の上にあります。